約0.2平方キロの中に500軒以上の店がひしめく日本最大のチャイナタウン、横浜中華街。その歴史は140年にも及ぶが、中でも「聘珍樓」は1887年(明治20年)に開業し、日本に現存する最古の中華料理店として名を馳せている。その「聘珍樓」の味をイートイン形式でカジュアルに楽しめることで人気の「聘珍茶寮」とタイアップした中華まんが、スリーエフから10月23日に発売される。生地には天然酵母の「老麺」を使用し、大振りの豚肉と細切り野菜で作った餡が絶妙な肉まんだ。価格は200円(税込み)。
冬の味覚として日本でも定着している中華まん、横浜中華街のものは特に人気で、わざわざ中華まんを食べに訪れる人もいるほどだ。今回発売される「横浜中華街の肉まん」は、中華街でも最大の歴史を誇る「聘珍樓」の飲茶店「聘珍茶寮」のノウハウを取り入れている。
生地に使われている「老麺」はラーメンのことではなく、中国伝統の天然酵母のこと。「老麺」を練り込むことによって、もっちりした食感と風味豊かな生地本来の味が引き出される。
餡は粗切りした豚肉と細切り野菜で作られており、ジューシーな味わいは特製の皮と絶妙にマッチする。現在、「聘珍茶寮」は神奈川県に2店舗、千葉県に1店舗を展開しているが、その味がコンビニで気軽に楽しめるとあって、今冬の見逃せない商品の1つとなりそうだ。(モノメトロ編集部)