初回24.7%の「ガリレオ」が映画化、主演は福山雅治&柴咲コウ。

2007/10/22 13:50 Written by コ○助

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先週からスタートしたフジテレビ系の「月9」ドラマ「ガリレオ」、皆さんはもう見たなりか? 福山雅治にとって「美女か野獣」(フジテレビ系)以来4年半ぶり、同じく柴咲コウにとって「Dr.コトー診療所2006」(同)以来1年ぶりとなるドラマ出演であること、東野圭吾の人気作「物理学者・湯川シリーズ」の初映像化であること、「月9」では珍しいミステリーモノであることなど、ヒットの要因はいくつもありそうなりが、初回視聴率は24.7%の絶好のスタートを見せているなりよ。前クールの井上真央が主演した「ファースト・キス」が平均14.2%と、「月9」としては残念な結果に終わっているだけに、フジテレビとしても「月9」らしい数字が残せたと、ホッとしているところかもしれないなりね。

このドラマ「ガリレオ」の原作は短編小説集「物理学者・湯川シリーズ」の第1弾「探偵ガリレオ」と第2弾「予知夢」なりが、原作には第3弾の長編作品「容疑者Xの献身」があるなりよ。シリーズの中でも最も高い評価を受けている「容疑者Xの献身」は、「本格ミステリ・ベスト10 2006年版」「このミステリーがすごい!2006」「2005年『週刊文春』ミステリベスト10」「第6回本格ミステリ大賞」「第134回直木賞」の5冠を達成した作品で、同シリーズや東野圭吾のファンはもちろん、ミステリー愛好家からも幅広く支持されているなりね。そんな「容疑者Xの献身」の映画化が正式に発表されたなり。

映画版「容疑者Xの献身」の主演に起用されるのは、ドラマ「ガリレオ」と同じ福山雅治と柴咲コウのコンビ。北村一輝をはじめとするほかのドラマレギュラー陣や、演出を担当している西谷弘をはじめとする制作陣もドラマと同じで、世界観をそのままに、映画へと発展していく形を取るなりね。「連続ドラマがヒット→映画化」は最近のパターンと言えばパターンなりが、ドラマでこれだけの視聴率を獲っている作品、変な手を加える必要がないのは誰の目にも明らかなりよ。

フジテレビの亀山千広執行役員は「2008年のフジテレビ映画の大きな柱になることは間違いない」(サンケイスポーツより)と大きな期待を寄せているなり。フジテレビの連続ドラマの映画版は興行的に大成功を収めているモノが多いだけに、「容疑者Xの献身」もどれだけ興行収入を伸ばすのか楽しみなりね。

☆フジテレビの「ドラマ→映画」のヒット事例
173億円 「踊る大捜査線 THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年)
_85億円 「踊る大捜査線」(1998年)
_71億円 「LIMIT OF LOVE/海猿」(2006年)
_70億円 「HERO」(2007年)※公開中。2007年10月16日時点
_44億円 「西遊記」(2007年)
_42億円 「交渉人 真下正義」(2005年)
_38億円 「容疑者 室井慎次」(2005年)
_27億円 「アンフェア the movie」(2007年)
_20億円 「大奥」(2006年)

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