阪神の浜中治外野手獲得めぐり、日本ハムとロッテが争奪戦か。

2007/10/21 15:52 Written by コ○助

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9月に1度は首位に立ったものの、すぐに失速して最終的にはシーズン3位に終わった今年の阪神。導入初年のクライマックスシリーズに救われる形で辛うじてポストシーズンに進出したものの、中日に連敗を喫してあえなく敗退、2007年は「終戦」したなりよね。3位という結果は一応Aクラス入りとの評価ではあるなりが、その中身は先発陣ダメ、打撃陣ダメとグダグダなところが多く、岡田監督も今オフには積極的な補強、それも血の入れ替えを伴うトレードも辞さないと決意を明らかにしているなりね。

阪神の補強ポイントは先発投手と主軸を打てる打者。後者はFAでの大物選手獲得に動くことが決定済みなりが、前者は主にトレードで補強をしていくと見られているなり。各球団のエース級……は難しいにしても、元エース級の投手は獲得したいと、調査を進めているところなりよ。それだけのクラスの選手となれば、交換要員もそれなりの選手を出さねばならないなりが、阪神側のトレード要員として盛んに名前が挙がっているのが浜中治外野手なりね。

浜中選手は早い時期から「将来の4番候補」「虎のプリンス」と、大事に育てられてきた大砲候補。その長打力は誰もが認めるところで、2002年には102試合に出場、打率.301、18本塁打、51打点、昨年は139試合に出場、打率.302、20本塁打、75打点の成績を残しているなりよ。ただ、右肩に大きな故障を抱えているために安定して出場できるシーズンが少なく、今年も62試合で打率.193、6本塁打、14打点と奮わず。肩が悪いので守備面への不安も強く、阪神の激しい外野手争いの中では取り残されつつあるなり。そのため、浜中選手を愛するファンの間からも、「DHのあるパ・リーグにトレードして、再起をかけるチャンスをあげたほうが良いのでは」との声も出てきているなりね。

こうした状況に目を付けたのが日本ハムとロッテなりよ。パ・リーグの上位をひた走る両チームではあるなりが、日本ハムはリーグ最低のチーム打率.259、総得点526、73本塁打の打撃陣のテコ入れが大きな課題で、「右の長距離砲」である浜中選手は打線強化のためにも是が非でも欲しい存在。ロッテはもともと打撃陣の迫力不足に悩まされていることに加え、主軸の福浦和也内野手がFA権を行使してメジャー移籍を視野に入れているとも伝えられており、やはり浜中選手は補強ポイントに合致する選手なりね。

阪神も、トレードの獲得候補として日本ハムの金村曉投手やロッテの清水直行投手をリストアップしていると言われており、どちらの球団相手であっても利害は一致。デイリースポーツによると、ロッテは「左打ちの内野手」も補強ポイントに上げていることから、阪神の藤本敦士内野手を含めた複数の大型トレードに発展する可能性もあるというなり。

果たして浜中選手をめぐるトレードは実際に行われるのか。阪神ファンは気が気でないなりね。オフの阪神の動きから目が離せないなり。

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