自作小説の題材に? 恋人を殺し、揚げて食べたメキシコ人逮捕。

2007/10/19 13:25 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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お食事中の方、ご注意ください。

人間が人間の肉を食べる「カニバリズム」。時に残虐事件としてメディアを騒がし、小説や映画の題材としても取り上げられること珍しくありません。「パリ人肉事件」で自らの経験を綴った佐川一政や、アンソニー・ホプキンスがアカデミー男優賞を受賞した「羊たちの沈黙」でも、ハンニバル・レクターに人食嗜好がありました。なにはともあれ、衝撃的なテーマです……。

そして先日メキシコで、また人食事件が発生したとか。メキシコ・シティーの捜査当局によると、自称詩人そして小説家のホセ・ルイス・カルバ容疑者は、元恋人の女性を殺した後、その遺体をの一部を揚げて食べたというのです。ぐえ(涙)。彼のアパートを家宅捜査したところ、その肉片が乗った皿や、冷蔵庫に保存された遺体部分が発見されたそう。さらになぜかシリアルの箱には、人間の骨が入っていたとのこと……。

カルバ容疑者は、自作の詩を路上で売ることで生計を立てていたそうで、さらに逮捕当時は小説も執筆中だったとか。そしてこのストーリーこそがこれまた「カニバリズム」だったのです。果たして彼は、小説の題材として実際に人肉を食べることにしたのか、それとも執筆にのめり込みすぎて、フィクションと現実の境界があやふやになったのか……(汗)。

ところでカルバ容疑者の周辺では過去2年間に2人の女性が何者かによって殺されており、これが同容疑者の仕業である可能性も高いとか。警察では、さらなる余罪を追求していくそうです。

とにかく、怖い話だなぁ……。

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