バンダイと聞いて誰もがイメージするのは玩具メーカー。主たる事業は玩具の製造・販売なので当然といえば当然なりが、近年、バンダイは大人の市場を開拓するべく、玩具以外の分野にも積極的に進出しているなりよ。サーフブランドの「リアルビーボイス」や若い女性向けのインナーブランド「mi・ke・ra」、20〜30代をターゲットにした衣料や雑貨のブランド「キラキラジャパンプロジェクト」、リア・ディゾンをイメージキャラクターに起用したレディースブランド「スイートレーザー」など、主にアパレルの分野に積極的な展開を見せているなりね。
そんなバンダイが次の一手として準備を進めてきたのが、20代後半から30代の女性をターゲットにした雑貨ブランド「シャムロックエアライン」。架空の航空会社である「シャムロックエアライン」をブランド化、ロゴの入った財布やバッグ、腕時計、アクセサリー、そして航空会社だけに旅行用品など、さまざまな雑貨を販売する計画なりよ。全体的に「ピンク」と「キラキラ」をモチーフにした、レトロモダンチックなデザインが特徴のブランドなりね。
ちなみに、すでにオープンしている
公式ページには、「シャムロックエアライン」とは何なのかという説明が掲載されているなりが、それによると「1929年に創設されたピンクの航空会社」「2代目オーナーは世界一のワガママ女性、SAYOKO」「彼女のわがままから次々と生み出されるシャムロックエアラインの商品・サービスはつねに世界中の女性たちの憧れの的」という設定なのだとか。公式ページは航空会社のページらしく、架空のフライト情報やオンライン予約ページも用意されている凝りようなり(笑)。
この「シャムロックエアライン」のオフィシャルショップ1号店が、10月6日、東京・原宿にオープンするなりよ。
店舗のデザインは航空会社を強く意識して、飛行機のような雰囲気。歩道に面したディスプレイは飛行機の窓を模しており、店内には飛行機のシートがディスプレイされているなりよ。また、店内の中央にはスワロフスキーとのコラボによるキラキラの飛行機の模型が展示されている(888万円で販売)など、統一感のある店舗デザインで、見ているだけでも楽しそうなりね。
すでに2号店の計画も着々と進められているようなので、軌道にのれば次々とショップが展開されていきそう。バンダイが仕掛ける新しいブランド「シャムロックエアライン」。皆さんもぜひご注目くださいませ。