ドリカム吉田美和の夫が胚細胞腫瘍で死去、33歳の若さで。

2007/10/01 08:52 Written by コ○助

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1980年代末期のデビュー以来、海外進出の失敗やメンバーの西川隆宏の脱退などの紆余曲折を経ながらも、J-POPシーンの「顔」として活躍を続けるDREAMS COME TRUE。ヒット曲は数知れず、特にファンではなくても何曲は必ず知っているというほどの大きな存在だ。今年も全国ツアー「DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007」やヒット曲「未来予想図」の映画化、そして同映画の主題歌でもあるシリーズ第3弾「ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜わたしたちの未来予想図」の発売(10月3日)と、話題の多い1年だった。

そんな仕事の面では順調に見えていたDREAMS COME TRUEだが、ヴォーカルの吉田美和にとって、悲しい出来事が起きてしまった。内縁の夫で、映像ディレクターの末田健さんが胚細胞腫瘍のため、9月26日に33歳の若さで他界。8月上旬から体調を崩して入院、吉田美和はツアー中も看病を続けていたそうだが、状態が回復することなく亡くなったという。

末田さんは主にプロモーションビデオの演出家として活躍、もともと吉田美和との出会いもDREAMS COME TRUEのプロモーションビデオがきっかけだった。DREAMS COME TRUE以外にもハロープロジェクトの「乙女 パスタに感動」や「恋をしちゃいました!」(いずれもタンポポ)、「ロマンティック 浮かれモード」(藤本美貴)、「愛あらば IT'S ALL RIGHT」(モーニング娘。)、ほかにも「Summer Time Love」(m-flo loves 日之内絵美&Ryohei)、「金魚花火」(大塚愛)など、ヒット曲のプロモーションビデオを多数手がけてきた。そして、2004年に籍を入れずに夫婦関係となっていた。

今回の訃報を受けて、中村正人は公式ブログに「2007年9月30日に綴る」というエントリーを上げている。

「まだこの世に生を受けて33年しか経ってないのに、何かを急ぐように、次の世界に旅立ってしまいました」
「ドリカムの20周年に向けて、末田監督にしか撮ることのできない吉田美和の長編ドキュメンタリーを作ろうと、あんなに張り切っていたのに、昨年末から着々と撮り進めていたのに、完成を見ることなく逝ってしまいました」
「ただふたりを見守ることしかできない自分の無力さに、打ちのめされる日々でした。それは、たった今も」

現在、吉田美和はかなり憔悴している状態のようで、DREAMS COME TRUEが出演する予定だったテレビ番組などへの出演はすべてキャンセルに。音楽活動もしばらくは休止することになりそうだ。

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