週末の晩酌相手に選んだ相手は5歳の孫、南アフリカの男性。

2007/09/28 13:37 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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小さな子供が犠牲になってしまう犯罪が、悲しいことに日本でも増えてきています。そのせいもあって、最近は子供を親の目から離れたところに行かせない、というのが一般の認識になってきているのではないでしょうか。

「犯罪大国」という、不名誉な名前で呼ばれることも多い米国では、小さな子供が一人でいるのを見かけるだけでギクリとしてしまいます。ところ変わって南アフリカの現状はよく知りませんが、やっぱり欧米のように、あまり好ましいことではないと想像します。

ケープタウンのハインツ・パーク地区で先日パトロールをしていた警察官も、向こうから小さな男の子がたった一人で歩いてきたのを目撃して、警戒心を持ったに違いありません。すぐに男の子の近くまで行くと、さらに何か異常さを感じました。男の子は意識ももうろうとしていて、なんだか足取りが怪しいのです。まるで酔っ払いの千鳥足のようだ、と警察官は思ったそうですが、倒れこんだ男の子を抱き起こした時に、その小さな体からただようアルコール臭にビックリしました。

この少年、本当に酔っ払いだったのです。

すぐに近所の人々に尋ねて、男の子の自宅を突き止めた警察官は、出迎えた母親が状況を聞いてもあまり驚かなかったことに憤慨。さらに聞き込みをしたところ、男の子にお酒を飲ませていたのは、彼の祖父だということも判明。なんでも週末になると少年を相手に晩酌していたというから驚きです。おじいさん、アナタの孫はまだ5歳ですよ!?

警察官はすぐにソーシャル・ワーカーに連絡し、この男の子の保護を依頼したそうですが、本当にこんなに小さな体にアルコールだなんて、将来の体の成長に悪い影響がないことを祈るのみです。

まったくもー(怒)。

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