日本でも人気となっている米ドラマシリーズ「24−TWENTY FOUR−」。DVDは販売に先駆けてレンタルを開始するため初日はレンタル店の前に行列ができたり、寝不足の人が続出したりなど、社会現象にまでなっていたのだ。最近はようやく落ち着いたものの、第6シーズンのDVDがレンタルを開始したため、再び話題になっている。ぼくも1週間レンタルになるのを虎視眈々と狙っているのだ。
この第6シーズンのレンタル開始に伴い、主人公ジャック・バウアーによる調子っぱずれな歌がCMで流れているのだけど、そのジャック・バウアーを演じるキーファー・サザーランドが9月25日、飲酒運転の疑いで逮捕されてしまったのだ。
パリス・ヒルトンやリンジー・ローハンなどの逮捕によって注目された米国での飲酒運転だけど、州によって多少の違いはあるものの人権問題から飲酒検問を実施していない。キーファー・サザーランドもこの日、ビバリーヒルズとウエストハリウッドの境界付近にあるUターン禁止場所で転回したため、警官に呼び止められている。
その際に呼気検査を行い、法廷基準値(0.08%)を上回るアルコール濃度が検出されたために逮捕となったのだ。しかも、逮捕の数時間後にカナダの俳優組合から表彰される予定だったのだとか。
約3時間後には保釈金2万5000ドル(約287万円)を支払って釈放されたのだけど、実は今回が2度目の飲酒運転。04年に一度逮捕されている。検問を行わない代わりに、日本より厳しい処分が用意されている米国だけに、その逮捕によってアルコール乱用の治療プログラムを受けるよう命じられ、5年間の保護観察処分を受けていたのだ。
今回は保護観察中の再犯ということで、
シネマトゥデイは「禁固刑になる可能性が高い」としている。撮影中の第7シーズン(米国で来年1月に放送予定)や、押尾学がテロリスト役で出演するという第8シーズン、その後に製作される予定の映画版などに影響がなければよいけど……。