不具合で「iPod touch」動かず、Windowsユーザーから怒りの声。

2007/09/24 03:58 Written by コ○助

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デジタル関連の機器には、よく「初モノは不具合が起きやすい」という話があるなり。これは発売前にメーカー側が検証しきれなかった、もしくは想定を超えた不具合が、発売後にいろいろなシチュエーションの中で発見されることがままあるから。なので、新しい製品にはすぐに飛びつかずに、モデルチェンジを重ねたあとに購入するという、慎重な人も少なくないなりよね。最近はコ○助も結構慎重派なりよ。

そんな「初モノの不具合」が、22日から国内での出荷が始まった「iPod touch」でも起きてしまったなり。報告が相次いでいる不具合は「操作ができない」というかなり致命的な問題。週末の三連休に「iPod touch」を触り倒そうと考えていたユーザーからは落胆と怒りの声が飛び交っているなりよ。

それでは簡単に、現在までに報告されている「iPod touch」の不具合の中身をまとめておくなりね。

・「iPod touch」の電源を入れると、パソコンとの接続を求める画面が現れる。
・「iPod touch」をパソコンと接続すると「iTunes」が認識、楽曲や動画の転送ができるようになる(ここまでは正常)。
・ところが、「iPod touch」側は待てど暮らせどパソコンとの接続を求める画面が表示されたままに(不具合)。
・ユーザーは「iPod touch」で何もできない。

この現象はWindows XPとVistaの日本語版でのみ報告されており、Macでは問題なく利用できる様子。その理由は、どうやら「iPod touch」を初めて使う際に必要な「ロックの解除」作業がWindows XPとVistaでは上手くできないからで、一度Macに繋いでからならWindows XPとVistaでも利用できるようなりよ。

とはいえ、Macを手元に所有しているWindowsユーザーはそう多いわけではないため、途方に暮れるユーザーが続々。アップルのサポートセンターには問い合わせに電話が殺到しているものの、明快な解決策が返ってこないのが現状のようなり。

アップルがなぜ、このような誰もが必ず行う操作での不具合を見逃していたのかは分からないなりが、Windows XPとVistaの日本語版での検証を怠っていた可能性は有り得るのかも。恐らくは「iTunes」のアップデートで回避できる問題だとは思うなりが、最新版がリリースされるまでは、「iPod touch」を購入したWindowsユーザーはお預け状態が続くことになりそうなり。

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