トイレで用を足したら手を洗う。恐らく、誰もが子どもの頃から「しつけ」の一環として教えられてきているであろう行為なりが、公衆トイレで人の動きを観察していると、どうも手を洗わずに出て行く人が少なくないなりよ。コ○助は決して潔癖なタイプではないものの、手は洗うモノだと思っているので欠かしたことはないなりね。なので、汚いから手を洗うというよりは、もはや習慣なのでその行為に何の疑念も抱いていないというのが正確なところなりか。

今年7月にYahoo!知恵袋に登場し、白熱した議論が交わされた「なぜ男の人はトイレのあと手を洗わないのでしょうか？」なる項目を眺めていると、どうも男性の場合はトイレで手を洗う派／洗わない派の意見が拮抗している様子。そして、洗わない男性がいることに対し、やや引き気味のコメントを残す女性も見られるなりよ（笑）。なぜ、男性はトイレで手を洗わない（人もいる）のか、Yahoo!知恵袋では次のような意見が出ているなり。

・トイレのあとに手を洗うのが面倒。
・言うほど汚くない。
・ハンカチを持ち歩いていない。
・ズボン以外には触れずに用を足せる。

だいたい抽出すると、男性の手を洗わない派の意見はこんなところ。概ね衛生的にどうこうというよりは、単に面倒くさいから（ハンカチを持ち歩かないことも含めて）という傾向が強いようなりよ。

こうした手を洗わない派の存在は日本だけのことではなく、特にヨーロッパでは「洗わない男性のほうが多い」なんて話もチラホラ。また、米国で米微生物学会と米せっけん洗剤協会が6,000人を対象に行った調査では、公衆トイレで手を洗う人の割合が77％（男女平均。男性は66％、女性は88％）と、2005年に実施した同様の調査から6％も低下しているというなり。このままのペースで行くと、数年後には手を洗う派／洗わない派の数が逆転するかもしれないなりね……。

皆さんはトイレで用を足したあと、手を洗う派？　洗わない派？