O・J・シンプソンを強盗容疑で逮捕、実質的な「終身刑」の可能性も。

2007/09/18 10:10 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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先週金曜日にラスベガスのホテルの一室に押し入ったとして、強盗容疑で取調べを受けたO・J・シンプソン。このニュースが流れた翌日の日曜日、とうとう彼に逮捕状が出ました。共犯者の人物も、同じく捕らえられたそうです。

今回は凶器を不法使用したこと、それを用いた強盗を犯したこと、そして強盗の計画主犯であること、など細かく容疑が分けられているそうで、しかも米国では比較的一般的に行われる、保釈金による一時釈放も認められなかったとか。まあ、前回の殺人容疑の時は逃げようとしたもんな(笑)。

これら容疑の中で一番重罪なのが、凶器使用の上での強盗。有罪になると最大35年の禁固刑が待っています。それに他の罪状も含めた場合、かなり長期に渡った刑務所生活になる模様……。彼の年齢からすると、実質終身刑になっちゃう可能性もあります。

それにしても今回の逮捕は、折りしもシンプソンが執筆して論議を呼んだ「If I Did It」が発売された直後です。もし自分が元妻とその友人を本当に殺したとしたら、どういう方法で実行したのかを語るという、衝撃的な内容のこの著書。今回の逮捕でシンプソンがさらなる注目を集めたために、本の売れ行きが伸びたなんてことになったら、それこそ皮肉ですよねぇ……。

しかし、それを狙ってやったんじゃないだろうな……。まさかね、さすがにそこまではしないよね(汗)。

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