「めぞん一刻」の日本酒発売、“PIYO PIYO”おちょこ付きで525円。

2007/09/14 23:58 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


今年5月に伊東美咲主演でテレビドラマ化され、再び注目されている高橋留美子のマンガ「めぞん一刻」。ドラマは五代裕作役を公募するなどで話題となったのだけど、放映前から伊東美咲が音無響子のイメージに合わないなど不評だったためか、視聴率は12.1%(関東地区)とあまり振るわなかったのだ。たしかに響子さんっぽくなかったかも。

しかし、“ラブコメマンガの金字塔”といわれる同作品の人気は相変わらずで、ドラマ放映を意識してか、今年4月発売のサブカルチャー誌「クイック・ジャパン」では高橋留美子を特集。そこには、五代くんと響子さんが結ばれる前に、五代くんが悪友とソープランドに行ったことをほのめかす朝帰りのエピソードが生まれた経緯などが、当時の担当者によって紹介されていた。このエピソードには読者から批判が殺到したのだけど、そのほとんどが男性ファンからだったのだそう。同元担当者は、「めぞん一刻」が青年誌に掲載されていたマンガにしては珍しく女性読者が多かったことを考えると、「バージン信仰」が女性から男性に移っていったことを実感したと語っているのだ。

こうして男性からの「バージン信仰」を一身に集めた響子さんがラベルに描かれた日本酒が、ふじの井酒造から発売された。高橋留美子が新潟県出身のため地元の同社とのコラボレーションが実現したのだ。「めぞん一刻」の日本酒は昨年5月に「大吟醸 めぞん一刻」(税込み5250円)として4種類が発売されているのだけど、今回の「純米吟醸 めぞん一刻」ビギナーズパックは180ミリリットルと少ないため、価格が525円(税込み)と抑えられている点が魅力的。気軽に買うことができるのだ。

そして、一番の魅力はなんといっても響子さんが着けていた「PIYO PIYOエプロン」のヒヨコが描かれたおちょこ。よくある2勺半の蛇の目利きちょこがベースとなっているのだけど、1本に1個が付属されている。ほかの日本酒を飲むときでも楽しく演出してくれそうなのだ。同社の公式サイトには、おちょこの使い方も掲載されている。

中身の日本酒は、地元産の高品質米を60%まで高精白しゆっくりと長期低温発酵させたという、ふじの井酒造自慢の純米吟醸酒。1万セット限定なのだけど、新潟県を中心とした酒屋さんでしか販売されないもよう。でも、6本セットでの販売だけながら同社の公式サイトでも販売している。「めぞん一刻」ファンはもちろんのこと、かわいいおちょこを探していた人にもぴったりなセットなのだ。ぼくも買おうかな。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.