ヤクルトの古田敦也監督が今オフ辞任か、後任は栗山英樹氏が有力?

2007/09/12 11:18 Written by コ○助

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2005年の秋季キャンプから「選手兼任監督」に就任し、2006年、2007年とヤクルトの指揮を執っている古田敦也監督。南海時代の野村克也監督以来、実に29年ぶりの「選手兼任監督」がプロ野球に誕生したとあって、メディアやファンの注目は非常に高かったなりよね。古田監督が試合中に自ら打席に向かうときに使う「代打、オレ」は印象的なフレーズとして、たびたびメディアでも取り上げられてきたなりよ。

「選手兼任監督」と聞くと、打って、守って、采配も振るって……と格好良いイメージを抱く人もいると思うなりが、現実はそう甘いものではなく。2005年時点ですでに成績が下降線をたどっていた40歳(当時)の古田監督が現役選手を続けることはそう簡単なことではなかったなりよ。選手としては2005年が打率.258、5本塁打、33打点、2006年が打率.244、0本塁打、8打点、そして今年(9月11日時点)は打率.000、0本塁打、0打点(3試合、6打数0安打、1四球)と、まさに瀬戸際に立たされているなりね。

こうした状況から、ヤクルトは今季限りでの現役選手からの引退を打診しており、古田監督も受諾する意向だと、すでに各所で報じられているなり。球団はその上で来季監督専念を要請しているなりが、古田監督自身は今季の成績低迷(セ・リーグ6位、48勝71敗0分け、勝率.403。9月11日時点)の責任を取る形で退団する意思を固めているとの話もチラホラと出てきているなりね。そのため、古田監督の慰留を基本線としながらがも、球団も来季の監督候補の人選を水面下で進めているようなり。

そこで、来季の監督候補に名前が挙がっているのが、OBで評論家やスポーツキャスターとして活躍している栗山英樹氏。日刊スポーツによると、鈴木正球団社長と栗山氏はすでに接触をしており、古田監督が退団した場合には、チーム編成やスカウティングなども委ねる全権監督として招へいに乗り出す考えだというなりよ。

ただ、チームが低迷し、立て直しを図らなければならない現段階で、古田監督に続いて監督はおろかコーチ経験もない若い人材が監督に就任することには、ファンの間でも賛否を呼びそう。最良の選択肢は古田監督が監督専任となってどうチームが変わるのか、来年1年間、様子を見ることだと思うなりが……。古田監督の去就を含めたヤクルトの監督人事。注目しておきたいところなり。

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