17代目の仮面ライダーとして、今年1月からテレビ朝日系で放送されている「仮面ライダー電王」。電車に乗る（正確には電車型のタイムマシン「デンライナー」）、非接触ICカードのようなライダーパスを使って変身する、電車に乗る時にはライダーチケットが必要……といった、従来の仮面ライダーとは異なる奇抜な設定ではあるものの、逆にそれが上手くハマり、電車や仮面ライダー大好きなチビッ子たちだけではなく、大人の仮面ライダーファンからも高く評価されている作品なりよ。「世界の車窓から」でおなじみの石丸謙二郎がデンライナーのオーナー役で出演しているほか、オープニングのナレーションを務めているのも良いなりよね。

そんな「仮面ライダー電王」のヒロインに抜擢され、「電王効果」によってメディアへの登場機会が増えたのが白鳥百合子。2004年頃からアルバイトの傍らファッションモデルなどの活動を続けていたなりが、2006年に現在の所属事務所のオーディションを勝ち抜き、見事に芸能界デビューを果たすことになったなりよ。そして、ファッションモデルの活動も継続しながら、グラビアアイドル、バラエティタレントとしても活動。2007年1月に「仮面ライダー電王」のヒロインの座を掴み、女優としてのキャリアもしっかりと歩み始めたなりね。

でも、いま。「仮面ライダー電王」の放送に白鳥百合子の姿はないなり。「仮面ライダー電王」は来年1月までの放送と、まだまだ先は長いなりが、8月の放送あたりから徐々に出番が減り、最近は全く出演シーンのない回まで出てきているというなりよ。夕刊フジによると、7月の中旬頃から過労による体調不良を理由に仕事を休みはじめ、下旬頃から仙台市の実家で休養入り。8月4日の「仮面ライダー電王」劇場版の初日舞台挨拶も欠席したため、ファンからは体調を心配する声が日増しに強くなってきているなりね。

ただ、公式ブログ「白鳥百合子の“そのまま”ダイアリー」は毎日のように更新されており、「仙台生活」の近況が報告されているなりよ。詳しい休養理由や「仮面ライダー電王」の今後などには触れられていないなりが、言葉の端々にお詫びの文章が綴られるなど、深刻な状況であることは間違いないようなり。

◎「白鳥百合子の“そのまま”ダイアリー」に綴られたお詫びの言葉の数々
「レギュラー番組にご迷惑をおかけしている時点で自分が失格なのも理解しています」（8月25日）
「いままで出演者の皆さんやスタッフの方々にご迷惑をおかけした分、ゆっくり焦らず再び始動する日に備えたいと思います」（8月30日）
「今日の放送には私は出ていませんでした。ご迷惑をおかけして大変申し訳なく思っています。一日も早い復帰を果たしたいと思っています」（9月2日）
「電王については・・・今の私の立場・状況では何もお話しすることが出来ません」（9月9日）

どのような病気なのか、病状はどうなのか、はっきりとしたことが分からないので不用意なことは言えないなりが、また元気な姿を「仮面ライダー電王」やその他の仕事で見せて欲しいものなり。