世界一高齢の修士号所得者が誕生、豪州の94歳になる女性。

2007/09/05 13:38 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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米国では30〜40代になってからでも学校に戻って、勉強を再開しようとする人々がたくさんいます。例えば子育てが一段落したお母さんが、大学生に舞い戻るなんてこともよくあること。実際にウォール真木の周囲にも、経済学の博士号を目指そうという人や、看護婦の資格を取ろうという友人がちらほら。何歳になっても目標を持っているって、素晴らしいですね。

そんな周囲の影響を受けたからか、次女が学校に入って時間的に余裕もできた自分としても、最近何か勉強しようかと考え出したり……。30代の後半ですが、まだまだ人生遅すぎることもないかなぁと(笑)。

今回ご紹介するニュースは、これまた生涯勉学を目指す人々に励みになるような話題です。フィリス・ターナーさんは、オーストラリアにお住まいの94歳の女性。彼女、このたび世界一高齢の修士号所得者になったのだそうです。彼女は70歳の時に大学に入学。5年かけて人類学の学士過程を終了しました。そしてその後はさらにコツコツと勉学に励み、今年の7月今度は医療科学で修士課程を修了したというのです。

驚いたことに、ターナーさんは大学に入学する前は最終学歴が12歳の時点でストップしていたのだとか。ってことは小学校に行っただけなのでしょうか。それなのに50年以上も経てからまた学生に戻る決心をし、さらに修士学までゲット。その意思と努力は相当のモノです。しかも彼女は成績も優秀で、学校側から博士課程に進むように、と進められているとか。

果たしてターナーさんがこのまま、さらなる学業に励むのかは判りませんが、出来ることなら続けてもらいたいなぁ。

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