過熱する人気も、6月のビリー隊長初来日をピークにやや落ち着いた感はあるものの、依然として信奉者の多い「ビリーズブートキャンプ」。それまでブームになったダイエット関連商品とは趣を異にするブートキャンプは、実際にハードに動き、身体に「効いている」ことが分かりやすい商品のため、ブームに流されずにトレーニングを続けている人は多いようなりよ。コ○助の周囲でも、ブームになり始めた春先から「ビリーズブートキャンプ」をやり始め、今なおしっかりと続いている人が結構いるなりね。

6月の初来日時はたった9日間の滞在だったなりが、テレビやラジオ、イベントとまさに引っ張りだこ状態。行く先々の様子をメディアが伝え続けていただけでなく、バラエティ番組では出演者が総出でブートキャンプに取り組むなど、子どもからお年寄りまで、幅広い年代にビリー隊長の存在が浸透したなりよね。ちなみに、ゲンダイが伝えたところによると、1週間の滞在でビリー隊長が稼いだとされる金額は次のとおり。

◎ビリー・ブランクスの日本滞在9日間の収入（ゲンダイによる推測）
・来日中のテレビ、ラジオ、雑誌などの仕事は9日間で30以上。
・テレビのゲスト出演は1本50万円が相場。テレビは20本以上こなしているので、単純計算で1,000万円以上を稼いでいる可能性も。
・来日効果で「ビリーズブートキャンプ」の注文は殺到（3〜4週間待ち。当時）。DVDは1100万セット（売上げ147億円）を突破し、ビリーの取り分は10〜20億円との噂も。

日本では、本国・米国での盛り上がりを遙かに超えるブームとなった「ビリーズブートキャンプ」。ビリー隊長やDVD販売元のショップジャパン（運営会社はオークローンマーケティング）にとってはまさにドル箱の商品なわけなりが、現在の落ち着き始めたブームを再点火させるべく、9月にビリー隊長が再来日することが決定したなり。そして9月22日のパシフィコ横浜を皮切りに、全国4か所、計15回に及ぶ日本ツアー「BILLY'S BOOTCAMP JAPAN TOUR 2007」を敢行。前回来日時には抽選で選ばれた約400人のDVD購入者だけがビリー隊長とともにブートキャンプで汗を流すことができたなりが、今回はチケットを購入すれば誰でも参加が可能なりよ。

年末の流行語大賞では何らかの賞を受賞するのが確実と見られているほど、今年の日本を席巻している「ビリーズブートキャンプ」なりが、まだまだブームは続きそうなりね。