人気おやつ「ライス・クリスピー」にマリファナ、テネシーの男性逮捕。

2007/08/27 12:53 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ケロッグ社が1928年から販売している「ライス・クリスピー」。原料がお米のシリアルで、牛乳をかけると「snap, crackle and pop」(パチパチとはじける音)がします。それが耳にも楽しく、子供たちが好んで食べる朝ごはんのひとつです。さらに、この「ライス・クリスピー」に、溶かしたバターとマシュマロを混ぜて固めたものが、米国では定番のおやつ。簡単に作れることもあって、お母さんと子供が一緒になって手作りすることも多いとか。

ところで、この「ライス・クリスピー」おやつに、なんとマリファナを入れたとして逮捕されてしまった男性がいるのです。テネシー州に住むウィリアム・ホーク氏は、「ライス・クリスピー」をもじった「Rice Creeper」("creeper" は「ゾッとさせるモノ」という意味)という「スイーツ」の独自レシピを開発。パーティにでも持って行くつもりだったのか、それとも販売するつもりだったのか……。とりあえず何考えてたんでしょう(汗)。子供に食べさせる意図だけはなかったと信じたい。

まあ、結局この愚行は警察の知るところとなり、ホーク氏は逮捕。ところで同州では面白い法律があって、違法薬物を所持していた場合、有罪判決になるほかに、ペナルティとして州税務省から税金が課されるのだとか。その罰金はその薬物の重量によって決定され、今回のホーク氏の場合「Rice Creeper」全体の重さに課税されることになり、$11,506(日本円にして約140万円)にもなってしまいました。

ホーク氏はこれを不服として、税務署を相手取り起訴を起こしたそうです。彼曰く

「マリファナ以外の材料には、課税されないハズ!」

……でもまぁ、今回の顛末は自業自得な部分がほとんどだと思うんですけどねぇ。


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