徐々に米国から英語版「iPhone」が日本にも入ってきてはいるものの、なかなか普通の人が気軽に手に入れられる＆触れられるわけではないのが、昨今の「iPhone」を取り巻く状況。一日も早く手に入れたいと思っていても、「iPhone」の日本発売がいまだに決定していないため、クビを長〜くして正式な日本市場への投入を心待ちにしているファンは多いなりよね。でも、残念ながら現時点では、発売時期を匂わせるような情報はまだないなりよ。

米国で「iPhone」が発売されて以降、さまざまな媒体でレビューを見かけるようになったなりが、概ねどの媒体でも高く評価しているのは、その革新的なタッチインターフェース。文字入力をするにはやや辛いとの不満の声も聞こえてくるなりが、メニュー遷移などの簡単な操作は実にスムーズかつ軽快な動きで、手のひらサイズのデバイスとしては群を抜いた操作感のようなりよ。コ○助はまだ実機に触れたことはないなりが、動作する模様を撮影した動画を見る限り、指でササッとできる操作感は早く体験してみたい衝動に駆られるのは確かなりね。まあ、日本での正式発売が決まらない以上、のんびりと待ち構えているしかないなりが……。

でも、ひょっとしたら。「iPhone」よりも速く、同じようなタッチインターフェースを採用した「iPod」が登場するかもしれないなりよ。最近、Mac関連のコミュニティで、この噂がまことしやかに囁かれているなりね。どのような噂なのか、簡単にまとめておくと。

・アップルは9月にMac OS Xベースの「iPod」をリリースする予定。
・電話機能がないだけで、「iPhone」とほとんど同じ外観。
・登場するのは「iPod nano」新モデルが2機種、「iPod」新モデルが2機種の計4モデル。・2007年中に新型「iPod」をリリースするのは確実。

今年はまだ「iPod」に動きがないため、そろそろ新型が発表されるのでは、という噂は前々から出てはいたなりよ。ただ、それも漠とした噂で、どのような製品になりそうかはあまり伝わっては来なかったなりが、Macの噂系サイトでは老舗として知られている「AppleInsider」が、上記のような噂を伝えているなりね。

もしこれが本当なら、「iPhone」と新型「iPod」は仕様が共通する部分が多く、部品も共通化できるため、量産効果によって大幅なコストダウンを図ることもできそう。そうなれば、いま米国で「高い」と批判されている「iPhone」の値下げにも繋がり、また、「iPhone」の販売できない地域でも「iPhone」ぽい「iPod」を販売できることになるなりね。もともと通信機能に魅力を感じなくとも、そのデザインに魅せられている人も少なくないので、この戦略自体はおおいにアリなりよ。

果たして噂は噂で終わるのか、はたまた現実のモノとして目の前に現れるのか。来月、アップルから何が発表されるのか楽しみなりね。