木村拓哉がフランス映画に出演、ジョシュ・ハートネットらと共演へ。

2007/08/22 19:02 Written by コ○助

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2004年に王家衛監督の香港映画「2046」に出演、念願の「海外進出」を果たした木村拓哉。出演時間の短いちょい役にも関わらず、日本におけるプロモーションでは主演のトニー・レオンに次ぐ2番手にクレジットされ、「木村拓哉出演作」が前面に押し出されていたことに違和感を感じる映画ファンは多かったなりよね。あれから3年。この間、海外の映画からはオファーが木村拓哉に届くこともなく、残念ながら「2046」での「海外進出」もすっかり色褪せてきているなりよ。

でも、そんな沈黙を破り、ついに木村拓哉の「海外進出」第2弾作品が決定、すでに8月にはフィリピンで撮影を行っているというなり。出演が決まったのはフランスと米国の合作映画「I Come with the Rain」(2008年年公開)で、映画「パール・ハーバー」や「ブラックホーク・ダウン」で名を上げたジョシュ・ハートネット、韓流スターとしてもおなじみのイ・ビョンホンらも出演する、ワールドワイドな作品となるなりよ。

メガホンを執るのはベトナム系フランス人のトラン・アン・ユン監督。これまで「青いパパイヤの香り」「シクロ」「夏至」の3作しか撮っていない寡作の監督なりが、「青いパパイヤの香り」ではカンヌ国際映画祭のカメラドール(新人賞)を、「シクロ」ではヴェネチア映画祭の金獅子賞(グランプリ)を受賞するなど、世界的に高い評価を受けている監督なりよ。ミニシアター系の映画ファンには、絶大な人気を誇る監督でもあるなり。「I Come with the Rain」は、実に8年ぶりの新作となるなりね。

ストーリーは元警官で私立探偵のクライン(ジョシュ・ハートネット)が、日本人の大富豪から、行方不明になっている息子のシタオ(木村拓哉)の捜索を依頼されるなり。クラインは捜索のために香港へ飛び、シタオの行方を追っていくなりが、香港のギャング(イ・ビョンホン)と出会い……といった展開になるようなりよ。

トラン・アン・ユン監督は、「I Come with the Rain」のカンヌ国際映画祭への出品も視野に入れているそう。ドラマ「華麗なる一族」を見た監督から直々にオファーを貰った木村拓哉は、今作では本当に重要な役どころのようなので、カンヌでもし高評価を受けるようなことになれば……と、その先の展開もあるかもしれないなりよ。どのような作品に仕上がるのか、楽しみなりね。

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