北京五輪の日本向けチケットは2万枚、JOC希望の17万枚には遠く。

2007/08/07 10:35 Written by コ○助

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来年8月8日の開幕まで、残すところ丸1年と1日となった北京五輪。日本から近い国での開催とあって、「ぜひ生で五輪を見たい」と意気込んでいる人も多いと思うなり。この手の世界的なイベントは、そう簡単に観戦できないことは重々承知の上なりが、コ○助も五輪競技としては「最後」となる野球を観に行けないかなぁ、と漠然と希望を抱いている「五輪行きたい組」の一人。東京都が誘致に向けて動いている2016年の五輪はアジア以外の国に決まる可能性が高いとも言われているだけに、直近の五輪観戦チャンスとなる北京五輪はぜひとも見ておきたいなりよ。

でも、この北京五輪。日本から観に行くには想像していた以上に高いハードルを乗り越える必要があるなり。相当な強運の持ち主でなければ、絶対に会場で観ることができないような雲行きになってきたなりね。

北京五輪の一般販売向けのチケットは全部で700万枚と言われているなり。このうち75%にあたる525万枚は、中国の国内向けに販売されるもので、残りの25%(175万枚)を世界中で争奪しなければならないなりよ。このうち何枚が日本向けの販売分として割り振られるのか、それはすべて北京五輪組織委員会のさじ加減ひとつなわけなりが、どうやら日本向けの割り当て分はかなり少ないことが8月6日に判明したなりね。

産経新聞によると、日本オリンピック委員会(JOC)は北京五輪組織委員会に対し、当初17万枚の割り当てを要望。世界販売分175万枚の10%近くという数字は現実的ではないのかもしれないなりが、現時点で北京五輪組織委員会が日本向けの販売分として検討しているのは、わずか2万枚だというなりよ。17万枚の要望に対し、実際に販売される可能性があるのは2万枚(あくまでも今のところ)。遠くギリシャで行われたアテネ五輪でも、日本の割り当てが5万枚だったそうで、それと比べても今回は割り当てが相当少ないことが分かるなりね。

まだ本決まりではないようなので、今後また割り当てが増える可能性はあるなりが、現時点では「五輪行きたい組」には厳しい状況と言わざるを得ないなり。あとは恐らくキャンペーンが行われるであろう、スポンサー枠の抽選を狙うとかしか、方法がないなりかねぇ……。

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