ファミコン時代にはアクションゲームが好きで、数あるゲームのジャンルの中でもロールプレイングゲーム、シミュレーションゲームとともにアクションゲームをよくやっていたコ○助なりが、年齢が上がるとともに反射神経が鈍くなってきたのか、どうにも上手くプレイできないようになり、次第に興味を失っている自分がいたなりよ（笑）。三十路も越えた今、その傾向はさらに顕著なものとなり、アクションゲームの中では比較的優しい＆慣れているはずの「スーパーマリオブラザーズ」シリーズですら、上手くプレイできなかったりするなり。悲しい……。

そのため、なかなかアクションゲームをプレイしようという意欲が湧かず。昔の作品を懐かしさのあまり購入する以外、新しい作品には手が伸びずにいたなりね。でも、昨年の夏前くらいに、あるアクションゲームの動画を目にしたとき。どうしてもこのゲームをやってみたいという衝動に駆られたなりよ。まさか自分にこんなアクションゲーム熱が残っていたとは。そのときの衝撃は、まさに「電流が走った」「稲妻が突き抜けた」という形容がピッタリだったなりね。

ゲームの名は「ゴッド・オブ・ウォーII」。「II」と付いていることからも分かるように、2005年4月に北米で発売されたプレステ2向けソフト「ゴッド・オブ・ウォー」の続編にあたる作品なりよ。前作「ゴッド・オブ・ウォー」は美麗なグラフィックとハードなアクションの出来が素晴らしく、北米で絶大な人気に。いわゆる「洋ゲー」ファンの間でも「名作中の名作」「世界最強」と呼ばれるほど、当時のアクションゲームファンからは賛辞のオンパレードだったなりね。ただ、残酷な表現が含まれていること、「洋ゲー」という先入観が強いことから、同年に発売された日本版はそれほど大きな話題にはならず、一般的には「知る人ぞ知る作品」というレベルだったなりよ。

「ゴッド・オブ・ウォーII」は、そんな「ゴッド・オブ・ウォー」のグラフィックやボリュームをさらにパワーアップさせた作品なり。コ○助が衝撃を受けたのは、画面からはみ出すほどの巨大なボスキャラが動きまくる圧巻かつ迫力満点のスケール。「アクションゲームはこんなに進化していたのか」と、しばらく動画を見つめながら呆けてしまったのをよく覚えているなりね（笑）。そして、このゲームがプレステ3の発売を間近に控えたプレステ2向けの作品であることに、ただただ驚くしかなかったなりよ。プレステ2でもここまでできるのか、と。

あれから約1年。北米では今年3月にようやく発売され、日本での熱心なゲームユーザーのレビュー記事がブログなどに掲載されているのを見かけたものなりが、日本での発売についてはずっと「未定」のまま。日本では前作の売れ行きも決して芳しいものではなかったことから、発売自体を危惧する声も少なくなかったなりね。でも。決まったなりよ、日本での発売が。10月25日、前作と同じカプコンから発売されることが正式に決定したなりね。

アクションゲームの中でもかなりハードな部類に入るという「ゴッド・オブ・ウォーII」に、コ○助のようなぬるいユーザーが太刀打ちできないことくらいは分かっているなり。それでも、やってみたい、あのグラフィックを体感したいと思わせる魅力が「ゴッド・オブ・ウォーII」にはあるなりね。

なお、前作の「ゴッド・オブ・ウォー」は9月6日にベストプライス版（2,090円）が発売されるなりよ。このベストプライス版には「ゴッド・オブ・ウォーII」の体験版が付属する（数量限定）ようなので、その世界観を試してみたい人は前作からやってみるほうが良いかもしれないなりね。発売がかなり楽しみなり！