TBS系「さんまのSUPERからくりTV」に素人として出演して以来、天然ボケと数々の珍発言で大人気となっているナイジェリア出身のタレント、ボビー・オロゴン。格闘家としても活躍し、ホイス・グレーシーとのスパーリングを経て、K-1では「マルセイユの悪童」ことシリル・アビディや曙などを判定で下しているのだ。
そのボビー・オロゴンが日本国籍を取得したことを、フジテレビ系「めざましテレビ」や自身ブログ「
おれのまいにち」で発表した。新たな名前は、近田(こんだ)ボビー。1999年に結婚した奥さん(日本人)の名字から取ったのだとか。
「おれのまいにち」を運営するエキサイトでは、ボビーに対してインタビューを決行している。相変わらずの言葉づかいが面白いのだけど、なぜ日本人になろうと思ったかという質問に対して、「いやー俺も奥さん日本人だろ。それに埼玉の浦和に長く住んでいるうちに日本人になりたいなぁと思ってたんだよ。だから帰化したんだよ」と答えている。
ボビーは父が経営する貿易会社の手伝いで1995年に来日し、その際に日本人の優しさに感動したという。地元のさいたま市浦和区も大好きなようで、念願の国籍取得がかなったようなのだ。
ところが、このことを弟で日本で活躍する格闘家のアンディ・オロゴンは知らされなかったようで、「おれのまいにち」には、「おにいさんが日本人になったということを きょうめざましテレビをみたらやっていましたので びっくりしました。」とコメント。「奥さんがこんだというお名前ということもきょうわかりました。いがいとしらないことがおおくて僕はボビーとあうときいつも何しゃべってたんだろうなぁとおもいました。」としている。うーん、面白い兄弟なのだ。
アンディは「ナイジェリアのかぞくはこのことしってるのかなとおもいました」と心配しているのだけど、家族に相談せずに国籍を変更して大丈夫なのかな。兄が違う国籍になったことについては「おにいさんが僕と違う国の人になりました。ものすごくふしぎです。」としている。
ボビーは、日本人になった感想として「日本人になって肌の色が日本の人の色とおなじなっちゃうんじゃないかなぁってちょっと心配してるかな」「パスポートが日本のになるから それでナイジェリアいってみてーな」と述べている。当然のことだけど、日本人になっても相変わらずのボビー節。これからは近田ボビーとして、いっそうの活躍を期待したいのだ。