布袋寅泰が町田康を殴打、音楽活動をめぐっての口論が原因か。

2007/07/26 22:38 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


氷室京介らとともにBOØWYでデビューし、現在は日本のトップギタリストとして君臨する布袋寅泰。ソロ活動のほか、楽曲提供やゲストライブなど幅広い活動を行っており、HOTEI名義でリリースしている海外でも人気となっているのだ。

一方、芥川賞作家として有名な町田康も、もともとパンクバンドINUのボーカリストとしてデビューし、多くのバンドを経て現在も音楽活動を行っている。

同級生でもあるこの2人、町田康が布袋寅泰の楽曲の作詞を手がけるなど以前から仲の良いことで知られており、昨年末にリリースした布袋のコラボレーション・アルバム『SOUL SESSIONS』では、ブライアン・セッツァーやChar、中村達也らとともに町田康が参加。布袋寅泰は「彼は本当の意味でのカリスマだよね。今、俺のアイドル」(BARKSより)ともコメントしている。最近では、2人でバンドを組んでいたようなのだ。

ところが6月14日未明、2人が千葉県にある布袋寅泰の別荘から都内へと戻る車内でそのバンドの活動をめぐって口論となり、布袋寅泰が町田康の顔や上半身を殴って全治2週間のケガを負わせたという事件が起きた。ミュージシャンでしかも仲が良い2人のこと、すぐに仲直りしたのかと思いきや、町田康は警察に被害届を提出。争う姿勢を見せているのだ。

事件に対して、町田康は「最初は趣味のバンドのはずだったのに布袋さんから商業活動としてやりたいと言われ、トラブルになった。(布袋さん側から)謝罪文を受け取ったが、自身を正当化しようとする内容で、謝罪とは思えない」(読売新聞より)とている。町田康の公式サイトでは、事件前の6月11日と12日の日記に「H袋氏」という名前が登場。14日には空欄のあとに「午前、病院。午後、病院。夕、安静。」と記され、その後も「病院」の文字が散見されるのだ。

一方、布袋寅泰側は「こちらから一方的に暴力を振るったように報じられておりますが、これは事実ではありません。現場にいた第三者の証言を含み、当時の状況は全て警察にお話してありますので、そこで事実が証されることと思います」(スポーツ報知より)とマスコミ各社にファクスでコメント。「怪我を負わせるに至ってしまったことについては大変申し訳なく思っています。友情関係の上に生じた問題でもありますので、友達として解決を図るべく本人も含めて努力して参りましたが、理解を得られずとても残念に感じております」(同)としているのだ。

夕刊フジには、町田康の発言を裏付けるような「2人が組んでやっていた音楽活動について、布袋はビジネスライクに考えていたのに対し、町田は趣味として捉えていた。その食い違いが原因で布袋が町田をボコボコに殴ったようだ」とする音楽関係者のコメントが掲載されている。布袋寅泰は、これまで氷室京介やCOMPLEXを組んでいた吉川晃司と音楽性の違いで対立してバンドを解散させてきているのだけど、久しぶりに結成したバンドでも人間関係のトラブルが起こってしまったのだ。やっぱり、ソロ活動のほうが合っているのかな。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.