ソニーが「iPod」周辺機器参入、第1弾は「iPod」ドック搭載ラジカセ。

2007/07/19 11:11 Written by コ○助

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カセット、CD、MDと、長年に渡り日本の音楽プレーヤーに多大な影響を与えてきたソニーも、アップルの「iPod」登場以降はやや影の薄い存在に。伝統の「ウォークマン」の名を冠した携帯音楽プレーヤーを投入してはいるものの、「iPod」ほどのブランドイメージを確立することができず、なかなか世間一般に認知されるようなヒット商品を生み出すことができていないなりよね。市場シェアでも差を付けられたまま、先に抜け出したライバル「iPod」の背中がまだまだ見えて来ないのが現状なり。

ただ、ソニーとしても、いつまでも同じ平行線のままの状態で良いと考えているわけではなく。音楽プレーヤーの分野でも現状以上の収益を上げる道を模索しているなりが、その施策のひとつとして、新たに「iPod」の周辺機器に参入することを発表したなりよ。これまで「iPod」対抗機器を投入し続けてきたソニーが、大胆に融和政策へと「方針転換」したとも言えるなりね。

米ソニーが発表したのは、「iPod」対応のラジオクロック「ICF-C1iP」とCDプレーヤー搭載スピーカーシステム「ZS-S2iP」。どのような製品なのか、特徴やスペックを簡単にまとめておくなり。

◎「iPod」対応ラジオクロック「ICF-C1iP」
・「iPod」の充電も可能な「iPod」ドックを搭載。
・ワイヤレスリモコンを使用して「iPod」の操作が可能。
・ラジオ、時計、「iPod」の音楽をアラームに設定可能。
・本体色はブラックとホワイトの2色。
・価格は100ドル。

◎「iPod」対応CDプレーヤー搭載スピーカーシステム「ZS-S2iP」
・「iPod」の充電も可能な「iPod」ドックを搭載。
・ワイヤレスリモコンを使用して「iPod」の操作が可能。
・デジタルAM/FMチューナーを搭載。
・CDプレーヤーを搭載。
・本体色はブラックとホワイトの2色。
・価格は100ドル。

「ICF-C1iP」は、「iPod」を格納できるシンプルなラジオ付きの時計、「ZS-S2iP」は、「iPod」を格納できる機能を備えたCDラジカセといった趣。シンプルな製品なりが、ともに購入しやすい価格帯なので、消費者のニーズは高そうなりね。この手の製品自体は、「iPod」周辺機器としてはもはや珍しくはないなりが、「SONY」のロゴが付いた製品というだけでも、感慨深いものがあるなり。

ITmediaによると、ソニーが「iPod」の周辺機器を発売するのは、あくまでも「消費者はiPodをCDと同様に、1つのフォーマットとして扱っている。だからソニーはこれをサポートするためのオーディオ製品を提供する」という考え方なのだとか。当然、従来とおり「iPod」からシェアを奪う姿勢は保ちつつも、現在の状況に柔軟に対応していくということのようなり。

日本でも発売するのかどうか、発売するとしたらいつ頃なのかはまだ不明なりが、発売されたらコ○助もちょっと欲しいなりよ。ソニーファンの「iPod」ユーザーは、ぜひチェックしてみてくださいなり。

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