千葉真一がアクション俳優からの引退を表明、今後は別名で活動も。

2007/07/17 10:12 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


日本が誇る世界的なアクションスターの千葉真一。近年、日本の映画ではそれほど目立った活躍はしていなかったなりが、海外では「サニー千葉(ソニー千葉)」の名前で知られ、ハリウッドや香港映画界の関係者には熱狂的な「チバマニア」が存在するほど、ワールドワイドな活躍をしてきたなりよ。中でも、かのクエンティン・タランティーノ監督が「神」の如く崇めているのは有名な話。空手や少林寺拳法で鍛え上げた肉体は、68歳になった今もなお、美しい輝きを放っているなりね。

そんな千葉真一が先日(7月7日)、NHKの「土曜スタジオパーク」に出演した際に、大河ドラマ「風林火山」で演じた板垣信方の死とともに「千葉真一を葬り去りたい」と発言し、「俳優・千葉真一」に幕を引く決意をほのめかしていたため、一部では「千葉真一引退」が囁かれていたなりよ。何の前触れもなく、生放送での突然の告白に戸惑いを隠せないファンも多かったようなりが、この件に関する発言の真意や今後の活動の展望などについて、千葉真一が16日に記者会見を開いたなりね。

記者会見で語られた内容で、最も大きいのは「アクション俳優からの引退」について。俳優業や芸能界からの完全な引退は否定したものの、アクション俳優としてのキャリアには幕を引くことを明らかにしたなりよ。この決断に至ったのは、「風林火山」の撮影時に「ぜんそくを患い、大河ドラマの最後の撮影も酸素ボンベを使った」(スポーツニッポンより)ほど、体力的な限界が来ていたからのようなり。

「アクション俳優からの引退」に伴い、「千葉真一」の芸名も年内で封印。今後アクション以外の俳優の仕事をする際には別の名前で活動することも示唆したなりよ。また、後進の育成に力を入れるべく、俳優養成学校の「サウザンリーヴス・ハリウッド」を東京・大阪・福岡など6大都市に開校するプランを披露したほか、母校である日本体育大学体育学部の客員教授に就任する準備も進められているようなり。

もともと映画が活躍のステージだったこともあり、監督業への進出にも意欲的なのだとか。従来とスタイルは異なるなりが、今後も千葉真一の活躍は各方面から聞こえて来ることになりそうなりね。元気な68歳、まだまだ頑張って欲しいものなり。

◎千葉真一が出演した主な海外作品
「エイセス/大空の誓い アイアンイーグルIII」(米国)ジョン・グレン監督
「ザ・サイレンサー」(米国)ダレン・スー監督
「風雲 ストームライダーズ」(香港)アンドリュー・ラウ監督
「キル・ビル Vol.1」(米国)クエンティン・タランティーノ監督
「キル・ビル Vol.2」(米国)クエンティン・タランティーノ監督
「爆裂都市」(香港)サム・レオン監督
「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」(米国)ジャスティン・リン監督

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.