思い出のファミコンソフトランキング、トップ10に意外なソフトも。

2007/07/14 21:24 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


一世を風靡した任天堂の「ファミリーコンピュータ」が登場してから、7月15日で24年。ぼくらは直撃世代だったので、遊びの革命児の登場に衝撃を受け、虫捕り網からコントローラーに持ち替える同級生もたくさんいたのだ。のちには、あまりに熱中しすぎるため親から「1日1時間だけ」と制限されたりもしたけれど、発売当時はやり込むようなソフトが少なかったためか、みんなすぐに飽きて外に遊びに行くことも多かったなあ。

そのファミコン発売日を記念して、オリコンが「思い出のファミコンソフトランキング」を発表した。中高生〜40代の男女1000人を対象に調査したもので、こうしたランキングでいつも上位に入る常連が多いものの、意外なソフトも姿を見せているのだ。

1位に選ばれたのは「スーパーマリオブラザーズ シリーズ」で、2位は「ドラゴンクエスト シリーズ」。こちらは順当で、各シリーズのうち1つはやったことがあるという人が多いのではないだろうか。「ドラクエ」の登場は、子供たちのゲーム時間を大幅に増やし、親に怒られる機会が多くなったのだ。

次には、早くも意外なソフトが登場する。3位に選ばれたのは「くにおくん シリーズ」。「ファミリースタジアム シリーズ」(4位)や「ファイナルファンタジー シリーズ」(5位)、「ドンキーコング シリーズ」(6位)などを抑えての堂々たる銅メダルなのだ。1作目の「熱血硬派くにおくん」以来、ドッジボールやサッカー、運動会といったさまざまなスポーツなど続編が35作も出ていることを考えると、意外なランキングではないのかもしれない。バイオレンスなドッジボールは面白かったなあ。

7位は「ボンバーマン シリーズ」、8位は「アイスクライマー」、9位が「星のカービィ シリーズ」で、10位は5作品が選ばれた。「桃太郎電鉄 シリーズ」に「ロックマン シリーズ」、「テトリス」と来て、なぜか「エキサイトバイク」と「たけしの挑戦状」が入っているのだ。「たけしの挑戦状」は不思議な世界観があってたしかに印象的だったけど、「エキサイトバイク」で記憶に残っているのは、オーバーヒートやウィリー走行くらいなのだ。とはいえ、「NINTENDO64」や「Wii」でも続編がリリースされているので、根強い人気を誇っているのかもしれない。

このほか、「その他、主な名前のあがったファミコンソフト」として、「MOTHER」や「グーニーズ」、「スペランカー」、「ゼビウス」、「パックマン」、「バルーンファイト」、「ロードランナー」、「高橋名人の冒険島」、「魔界村」などなど、懐かしい名前が挙がっている。「ゼルダの伝説」や「ポートピア連続殺人事件」なんかは、ベスト10に入ってもおかしくないソフトなのだ。

このほかでぼくの記憶に残っているのは、竹槍1つで立ち向かう「いっき」や光栄(コーエー)のシミュレーションゲーム、「ファイアーエンブレム」、「悪魔城ドラキュラ」、「グラディウス」あたり。グラディウスの隠しコマンド(のちにコナミコマンド)「上上下下左右左右BA」は、いまでも覚えているのだ。とはいえ、ぼくはセガ派だったので、「ファンタジーゾーン」や「スペースハリアー」、「ファンタシースター」なんかをもう一度やりたいなあ。


☆「思い出のファミコンソフトランキング トップ10」(オリコン調べ)

1. スーパーマリオブラザーズ シリーズ
2. ドラゴンクエスト シリーズ
3. くにおくん シリーズ
4. ファミリースタジアム シリーズ
5. ファイナルファンタジー シリーズ
6. ドンキーコング シリーズ
7. ボンバーマン シリーズ
8. アイスクライマー
9. 星のカービィ シリーズ
10. 桃太郎電鉄 シリーズ
10. ロックマン シリーズ
10. テトリス
10. エキサイトバイク
10. たけしの挑戦状

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.