番組の興奮そのまま、「ネプリーグ」と「はねるのトびら」がゲーム化。

2007/07/13 23:06 Written by コジマ

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深夜枠からゴールデンタイムに進出し、この時間帯のフジテレビ系バラエティ番組のうち1週間の口火を切る存在である「ネプリーグ」(毎週月曜午後7時から)。賞金100万円をかけてネプチューン+ゲストによるネプチューンチームとゲスト回答者だけのゲストチームとに分かれ、深夜時代から人気だった「ファイブリーグ」のほかさまざまな形式のクイズに挑戦するというものなのだけど、クイズはもちろんのこと、ネプチューンやゲスト回答者同士のののしり合いも番組の魅力となっているのだ。ゴールデン進出によって、堀内健の名物キャラ「秋葉カンペー」が姿を消した点はちょっと悔やまれるのだけど。

一方、キングコング、ロバート、ドランクドラゴン、北陽、インパルスといった人気お笑い芸人たちが出演する「はねるのトびら」(フジテレビ系、毎週火曜午後7時57分から)も、深夜枠からゴールデンタイム進出を果たした人気バラエティ。こちらは無名の番組として2001年にスタートし、05年にようやっとゴールデンタイムへの進出を果たした苦労番組なのだ。「MUGA様とおーたむSAN」のような名物キャラや「グローバルTPS物語」などの名作コントを生み出したのだけど、ゴールデン進出によってコントの本数が減ったために深夜時代を懐かしむファンも多いのだとか。

さて、ずいぶん前置きが長くなってしまったけど、フジテレビが誇るこの2つのバラエティー番組が、ゲーム化されることになったのだ。

まず「ネプリーグ」は、「ニンテンドーDS」用ソフト「ネプリーグDS」として、ジャレコから今冬に発売される。番組に登場する「ファイブツアーズ」「ファイブリーグ」「ファイブボンバー」「トロッコアドベンチャー」といったクイズがタッチペン入力によって楽しめるようになっており、収録問題数は1万問。ゲーム内のキャラクターとしてネプチューンの3人が登場するほか、問題出題時などのナレーションは番組同様フジテレビの伊藤利尋アナウンサーが担当するなど、かなり臨場感のある作りとなっているのだ。価格は税込みで3990円とのこと。

この「ネプリーグDS」は、7月14日〜9月2日に東京・お台場のフジテレビで開催される「ザ・冒険王2007」の「ネプリーグランド」内で体験できるゲームコーナーを設置するのだそう。発売まで待てない人やどういうものなのか知りたい人にとって、いち早く体験できるチャンスなのだ。

次に、「はねるのトびら」は、「誕生ケーキのロウソクは何本まで一息に消せるか」などの限界点を出演者が体当たりで調べるコーナー「ギリギリッス」が任天堂「Wii」用ソフト「はねるのトびらWii ギリギリッス(仮)」として、また、「アキバ→秋葉原」などさまざまな短縮言葉の元を言い当てるコーナー「短縮鉄道の夜」はニンテンドーDS用ソフト「はねるのトびらDS 短縮鉄道の夜(仮)」として、それぞれバンダイナムコゲームスから今冬に発売される。

「はねるのトびらWii ギリギリッス(仮)」は、Wiiリモコンを振ったり傾けたりといった操作でコントロールしながら、番組と同じ競技に参加しているような感覚を味わえるとのこと。「はねるのトびらDS 短縮鉄道の夜(仮)」はDSの音声認識機能を使用しており、DSに向かって直接言葉で回答できるようになっている。ちなみに、価格はともにまだ決まっていないのだ。

これまで多くのバラエティ番組がゲーム化されてきたけど、同じ局の2つの番組が別のレーベルから同時にゲーム化されるのは珍しいことではないだろうか。両番組とも深夜時代から見てきたので、その雰囲気がどのように再現されているのか楽しみなのだ。

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