脳トレの次はフィットネス、任天堂が「Wiiバランスボード」を発表。

2007/07/12 09:42 Written by コ○助

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ニンテンドーDSの起爆剤となった、いわゆる「脳トレ」系のソフトに続き、任天堂が準備を進めていたのは「フィットネス」だったなり。米国のサンタモニカで開催されている世界最大級のゲーム見本市「E3(Electronic Entertainment Expo)」のプレスイベントにおいて、任天堂がWii用の新たな周辺機器とソフトを発表。今後、任天堂が歩む戦略の道筋が見えてきたなりよ。

発表されたのは、ワイヤレスでWii本体に接続する体重計のようなデザインの周辺機器「Wiiバランスボード」と、ストレッチから有酸素運動まで、身体を動かして遊ぶゲーム40種類以上が収録されたソフト「Wii Fit」など。両者を組み合わせることでダイエットはもちろん、適度な運動を継続して行い、体調管理をすることもできるなりね。また、肥満度判定のひとつである「BMI判定(ボディ・マス・インデックス)」も日々記録していくことができるようなりよ。

ちなみに、目玉である「Wiiバランスボード」は身体のバランス感覚全般を計測する圧力センサーを内蔵する仕組みで、「Wii Fit」以外にもさまざまなゲームに応用可能なのだとか。アーケードなどに置かれている体感系のゲーム、例えばセガのスケボーレースゲーム「Ollie King」や、サーフィンゲーム「ソウルサーファー」なども、「Wiiバランスボード」の登場によって完全移植できる……かもしれないなりね。

今回の発表ではほかに、Wiiリモコンとヌンチャクコントローラーの両方を格納することで、機関銃のようなコントローラーに変身する「Wii Zapper」も公開されたなり。「E3」の会場では、カプコンの「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」がプレイアブルな状態で展示されるほか、セガやエレクトロニック・アーツなどのサードパーティが対応ソフトを開発しているようなり。こちらもアーケードにはすでにたくさんの魅力的なガンシューティングゲームがあるので、Wiiへの移植に期待が高まるなりよ。

次々と「らしさ」を打ち出し、ライバル機を引き離しにかかるWii。コアなゲームユーザーには物足りない発表だったかもしれないなりが、あまりゲームに触れていなかったユーザー層にとってはかなり訴求力のある内容だったなりよね。プレイステーション3やXbox360とは違う未来を描くWiiだけに、この方向性が受け入れられている限りは、まだまだトップをひた走ることになりそうなり。

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