8つのエンジンで垂直離着陸可能、「アダムスキー型」飛行機が登場。

2007/07/03 01:19 Written by コジマ

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ホンダが開発した小型飛行機(ビジネスジェット)「HondaJet」が販売開始早々100機を超える注文を受け、小型飛行機を使ってお客さんを運ぶ空のタクシー会社が大繁盛している米国。いよいよ、車の代わりに小型飛行機が日常の足になりつつあるのだ。

こうした中、円盤型の自家用飛行機「M200G」が間もなく発売される。これは、米Moller Internationalが開発したもので、独自に開発したロータリーエンジン「Rotapower」を8基搭載することによって垂直離着陸が可能になっている。ふよふよと浮かぶ姿は、まるでアダムスキー型UFOのようなのだ。

同社は、Rotapowerを4基搭載し、時速350マイル(約560キロ)で飛行できる本格的な垂直離着陸可能飛行機「M400 スカイカー」を開発しているのだけど、今回発売される「M200G」の最高速度は時速50マイル(約80キロ)。浮き上がる高さも10フィート(約3メートル)なので、まさに車代わりなのだ。また、陸上走行も可能になっている。

2人乗りで、価格は9万ドル(約1100万円)から。フェラーリ並みの値段なうえ、日本では道交法上一般道などで乗ることは難しそうだけど、なかなか夢のある乗り物が登場した。広い私有地を持っている人には、ぜひとも挑戦してもらいたいのだ。

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