ソーセージに「キウイ」や「チェリー」味? ドイツの精肉店が販売。

2007/06/13 15:06 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ソーセージといえば、いわずともドイツが有名ですが、その本場で今、その食文化に革命的な出来事が起こっているそうな。

なんでも精肉加工店のいくつかが競い合うように、昔ながらの伝統的なソーセージに新しい添加物を加え、斬新な「味付き商品」を開発しているというのです。たとえばベルリンのとあるお肉屋さんでは「チリとハチミツ」味のソーセージを発売。これを受けたライバル店では、なんと「キウイ」入りを販売し始めたとか。

さらに最近のドイツのソーセージ市場では、レモン味、チェリー味、アロエ・ベラ味といった風変わりな製品がこぞって登場しています。また果物系以外では、トリュフ入り、羊肉入り、ショウガやパセリといったハーブ入り、そして食用の花のつぼみが使用されたソーセージもお目見えしたとか。トリュフ入りはなんかグルメっぽいけど……。

果たしてこれらの斬新かつアバンギャルドなソーセージ、消費者の受け入れはどうなのでしょう? ドイツ人って伝統を重んじるイメージがあるので、フルーツ味なんて余りにも行き過ぎな感じもするのですが……。

でも考えてみると、肉とフルーツという食べ合わせは、西洋料理では以前からあったコンセプト。米国でも七面鳥にはクランベリー・ソース、豚肉にはリンゴといった付け合わせが一般的だし、確かフランス料理では鴨料理にブラック・チェリーのソースを使用することがあるような? なので今回のドイツのお肉屋さんが苦労の末考え出したフルーツ味ソーセージも、意外とイケる美味しさかもしれませんよね。

海外だけど、手に入れる方法はないものかしら?

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