ピクサーの新作が判明、今後3年間に「トイ・ストーリー3」など3作品。

2007/06/13 15:00 Written by コ○助

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1995年に制作した処女作「トイ・ストーリー」以降、公開されたすべての作品が世界的に成功を収めている映像制作会社のピクサー。1990年代中盤にはまだマイナーな存在だった「フルCGアニメ」を世に広め、今では「ピクサーなくしては今のアニメ映画の隆盛はなかった」と言われることもしばしばなりよね。もちろん、成功の裏には当初から現在に至るまで、配給がディズニー、制作がピクサーという協業体制を敷いたことも大きく。時に蜜月に、また時にケンカ状態になりながらも、2006年にはディズニーがピクサーを買収したことで、現在は安定した関係が築かれているなり。

昨年公開された「カーズ」は、日本での興行収入が約22億円止まりと、「ファインディングニモ」(2004年)が記録した約110億円の約5分の1、「MR.インクレディブル」(2005年)が記録した約52億円の約半分と相当な苦戦を強いられる結果に。それだけに、今夏公開される「レミーのおいしいレストラン」(7月28日公開)では巻き返すことができるか、注目を集めているなりね。過去の作品に比べるとそれほど公開前の「熱」が弱い印象を受けるのが不安なところではあるなりが、ピクサーファンの期待は高いなりよ。

さて、「レミーのおいしいレストラン」のあと、ピクサーがどのような作品を制作していくのかも気になるところなりが、タイム誌の最新号に今後3年間のラインアップが明かされていたなりよ。どのような作品の準備が進められているのか、簡単にまとめておくと。

◎ピクサーの公開待機作品
・「WALLE/ウォーリー」(2008年公開)
→チャールズ・チャップリン監督の「街の灯」のリメイク。「ファインディング・ニモ」のアンドリュー・スタントンが監督。

・「アップ」(2009年公開)
→老人の冒険活劇。「モンスターズ・インク」のピート・ドクターとボブ・ピーターセンが監督。

・「トイ・ストーリー3」(2010年公開)
→シリーズ最新作。「トイ・ストーリー2」と「ファインディング・ニモ」の共同監督だったリー・アンクリッチが監督。

いずれもまだ詳細は分からないなりが、来年公開される「WALLE/ウォーリー」はピクサー初のリメイクモノ。とはいえ、舞台は未来、主人公はロボットと、設定だけを借りたオリジナル作品と考えても良さそうなりよ。2010年はまだまだ先の話なりが、どのような作品に仕上がるのか、今から待ち遠しいなりね。

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