シャープが高機能電子辞書、「見やすい」ワンセグや手書き入力も。

2007/06/11 22:16 Written by コ○助

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昔からあるデジタル系の製品の中でも、あまり目立ちはしないものの、ここ数年で飛躍的に進化したのが電子辞書。たくさんの辞書が収録されているのは当たり前、音声読み上げ、カラー液晶、音楽再生機能、ワンセグ視聴に手書き入力と、デジタルな新機能が次々と搭載され、華やかな製品群に成長しているなりよね。多機能がウリの高級モデルと、純粋に辞書機能だけを追求した普及モデルと、二つの価格帯が明確になったことで、多様なユーザーを取り込むことに成功しているなりよ。

電子辞書の分野に力を入れているメーカーは数多いなりが、シャープも古くから多様な製品を投入してきたメーカーのひとつ。そんなシャープは昨年12月から、ワンセグ機能を搭載した新しい電子辞書「Papyrus(パピルス)」を発売し、市場拡大に意欲を燃やしているなりね。もはやここまで来ると、電子辞書にワンセグ機能が載ったのか、はたまた液晶テレビに電子辞書が付いているのか、どちらがメイン用途なのか分からなくなってきたなりが、消費者のウケはなかなか良いようなりよ。

さて、この「Papyrus」、ワンセグ機能が搭載されている従来モデルに加え、6月29日からは手書きパッドを搭載した新モデルが発売されるなりね。最近の電子辞書のトレンドをすべて詰め込んだような、魅力的な製品に仕上がっているなり。

◎「Papyrus(パピルス) PW-TC920」(シャープ製)
・4.3型(480×272ピクセル)のカラーASV液晶を搭載。
・受信感度を強化し、字幕表示にも対応したワンセグ機能を搭載。
・難読漢字の検索もラクラクの「手書きパッド」を搭載。
・液晶が180度回転するため、据え置きテレビのような「テレビスタイル」、回転して折りたたむ「ハンドスタイル」でのワンセグ視聴も可能。
・外部メモリはSDカード。
・SDカードに記録したMP3データ(32〜192Kbps)の音楽再生に対応。
・約1,000点のカラー画像を収録した「スーパー大辞林 3.0」、音声読み上げに対応した「ジーニアス英和辞典」、その他「医者からもらった薬がわかる本2007」や「パソコン用語事典2007」、「経済新語辞典 07」など40の辞書を収録。
・本体色はブラックとレッド。
・価格は55,000円前後。

機能満載な分、価格もそれなりにお高めではあるなりが、電子辞書としては最上位のスペックを備えているなりね。液晶に定評のあるシャープだけに、ワンセグも辞書も、見やすいこと間違いなしなりよ。

デザイン的にも雰囲気のあるカラーリングで、所有欲をくすぐりそう。これから電子辞書を買おうと思っているなら、ぜひ購入の選択肢に加えてみてくださいなり。

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