ブルージェイズが大家友和投手に戦力外通告、KO負けの翌日に。

2007/06/08 17:26 Written by コ○助

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日本でプレーした横浜での5年間は34試合、1勝2敗、防御率5.65の成績ながら、当時の権藤博監督の後押しを受けて海を渡った挑戦した大家友和投手。その後3シーズンはなかなか芽が出なかったものの、4シーズン目となった2002年に13勝8敗、防御率3.18、翌2003年も10勝12敗、防御率4.16と2年連続2ケタ勝利を達成し、一躍スター選手の仲間入りを果たしたなりよね。2002年には日米野球のメジャーリーグ選抜として「凱旋来日」を果たすなど、先発タイプの投手としては数少ない日本人メジャーリーガーの成功例として、玄人ファンからは人気のある選手なりよ。

大家投手は昨年まで所属していたブルワーズをFAで離れ、今シーズンはブルージェイズと年俸150万ドル(約1億8,000万円)+出来高払い(最高約3億6,000万円)で契約。4月29日に先発したレンジャーズ戦では野茂英雄投手に次ぐ、日本人メジャーリーガー史上2人目の「メジャー通算50勝」の記録を達成するなど、活躍が期待されていたなりよ。ただ、その後は白星から見放され、これまで10試合に登板し、2勝5敗、防御率5.79の不振に陥っていたなりね。

6日に行われたデビルレイズ戦でも3回1/3を投げて10安打5失点と厳しい投球内容。立ち直る気配が見えてこない中、不振が続くブルージェイズのチーム事情も相まって、7日に電撃的に戦力外通告を受けてしまったなりよ。日本では考えられない電光石火ぶりなりが、メジャーではしばしば見られるケース。常に結果が求められる厳しい世界なりね。

今後、ブルージェイズは大家投手のトレードを模索するか、ウェーバーにかけられ、そこで移籍先が見つからなければ自由契約に。31歳という年齢、好不調の波が激しい点、成績に見合うかどうか判断が難しい年俸水準など、諸条件を考慮するとメジャーだけでなく、日本球界への復帰も視野に入れる可能性もありそうなりよ。

けがをしているなど、体調面に不安があるわけではないので、移籍→即登板もできるだけに、一日も早く次の球団が決まると良いなりね。

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