昨年の春ドラマ「クロサギ」が映画化、山下智久ら出演陣はそのまま。

2007/06/07 16:17 Written by コ○助

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それまで高校生役が多かったNEWSの山下智久が初めて社会人役に挑み、連続ドラマへの単独初主演作品としても話題を呼んだ昨年の春ドラマ「クロサギ」。同クールの中では「トップキャスター」(フジテレビ系)、「アテンションプリーズ」(同)、「ブスの瞳に恋してる」(同)に次ぐ全体4位の視聴率(平均15.7%)と、なかなかの好成績を収めた作品なりよ。2006年に放送されたTBS系の連続ドラマでは最も高い視聴率を記録した作品でもあるなりね。

「クロサギ」は小学館の「週刊ヤングサンデー」に連載中のマンガが原作。これまで13巻まで単行本が発売され、総部数は350万部を超えるヒット作なりよ。タイトルの「クロサギ」は詐欺師の種類を表す警察用語。人を騙して金銭を巻き上げるのが「シロサギ」、異性を餌として心と体をもてあそぶのが「アカサギ」、そして「シロサギ」と「アカサギ」を嵌めることを生業とするのが「クロサギ」なり。

この「クロサギ」、ドラマの放送終了から1年を経て、映画化されることが明らかになったなりよ。主演はドラマと同じ山下智久。ほかの主要キャストもドラマと同じで、ヒロインの堀北真希やその友人の市川由衣、山下智久のライバル的存在の「シロサギ」を演じる加藤浩次、フィクサーの山崎努、詐欺師逮捕に燃える刑事役の哀川翔なども揃って出演するなりね。

メガホンを執るのは、ドラマ版の「世界の中心で、愛をさけぶ」や「花より男子」シリーズ、ドラマ版の「クロサギ」を手がけてきた石井康晴。プロデューサーには、同じくドラマ版「クロサギ」を担当した伊與田英徳が起用されるなり。伊與田プロデューサーは「もともと映画にしたかった作品」(スポーツ報知より)と、映画化に意欲を燃やしているなりね。

ちなみに、TBSが手がけた「ドラマ→映画」の作品は、過去に「高校教師」(1993年、主演:唐沢寿明)、「サラリーマン金太郎」(1999年、主演:高橋克典)、「ケイゾク」(2000年、主演:中谷美紀)、「木更津キャッツアイ」(2003&2006年、主演:岡田准一)などがあるなりよ。果たして「クロサギ」も話題を呼んで、興行収入や観客動員で成功を収めることができるか。注目なりね。

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