ジャンルを問わない豪華な出演者に、今年はFUJI ROCK FESTIVAL以上の盛り上がりも期待できるSUMMER SONIC。5月31日に早くも東京公演の2日間通し券が売り切れたことからも、みんなの期待感が表れているのだ。

開催まであと2カ月ちょっとに迫ったところで、第11弾となる出演者発表が行われた。今回は、以下の5組が決定している。

【8月11日東京公演／8月12日大阪公演】
ブルー・マン・グループ （米）　マウンテンステージ　※東京公演のみ
デジタリズム （独）　ダンスステージ
シットディスコ （英）　ダンスステージ
ブルー・キング・ブラウン （豪）　ビーチ／パークステージ

【8月12日東京公演／8月12日大阪公演】
ブルー・マン・グループ （米） マウンテンステージ　※東京公演のみ
ヴィタリック （仏）　ダンスステージ

なんといっても、デジタリズムの出演決定はうれしいニュース。デビュー・アルバム『デジタル主義』は、ピコピコ好きな人もロック好きな人も巻き込んで、欧州で大人気となっている。石野卓球らも参加した5月25、26日の初単独来日公演も大盛況だったようで、サマソニのステージにも期待なのだ。

また、昨年からUKで社会現象になるほどブームとなっているニュー・レイヴ・シーンで、日本でも人気のクラクソンズと並ぶほどの実力を持つというシット・ディスコも楽しみ。すでに話題となっているデビュー・アルバム『KINGDOM OF FEAR』だけど、ボーナストラック4曲を収録した日本盤が6月20日に発売される。ヘビーなのにファンキーでキャッチーな楽曲は、ニュー・レイヴが苦手な人にもオススメなのだ。

ニューヨークのオフ・オフ・ブロードウェイ（オフ・ブロードウェイよりさらに小さな劇場）などを沸かしている前衛パフォーマンス集団、ブルー・マン・グループは、東京公演のみだけど2日間とも出演するようなのだ。

これだけ豪華なミュージシャンがたった2日間に出演するとあって、観たい出演者を網羅することはほぼ不可能。今年はかなり悩んでしまいそうなのだ。移動できるくらいに出演時間をズラしてもらえるとありがたいのだけど……。