今年の夏商戦で店頭に並ぶコンパクトデジカメは「1,000万画素オーバー」がトレンド。ソニーが1,210万画素の「サイバーショット DSC-W200」、松下電器産業が1,220万画素(コンパクトデジカメでは世界最高)の「LUMIX DMC-FX100」を発表するなど、最近、立て続けに各メーカーから「1,000万画素オーバー」の製品が登場しているなり。初めて買ったデジタルカメラが30万画素で6万円くらいだったコ○助としては、同じような価格でこれだけの画素数の製品が買える時代が来たことが感慨深くて仕方ないなりよ(笑)。
こうしたコンパクトデジカメの新しい流れに、今度はカシオ計算機が参戦してきたなり。「EXILIM」シリーズでは最上位モデルとなる1,210万画素の「EXILIM ZOOM EX-Z1200」を発表、6月8日から発売するなりね。どのような製品なのか、簡単に特徴やスペックをまとめておくなり。
◎「EXILIM ZOOM EX-Z1200」(カシオ計算機製)
・1/1.7型の1,210万画素CCDを搭載(カシオ計算機初)。
・人の顔を判断してピントと露出を合わせる「顔検出機能」を搭載(カシオ計算機初)。
・最大3枚/秒の高速連写機能を搭載(撮影時300万画素に強制設定)。
・CCDシフト式の手ブレ補正機構を搭載。
・2.8インチのTFTワイド液晶を搭載。
・3.0倍の光学ズームを搭載。
・外部メモリはSDHCメモリーカード、SDメモリーカード、マルチメディアカード、マルチメディアカードplus。
・本体色はシルバーとブラックの2色。
・店頭価格は5万円前後。
1,210万画素という贅沢なCCDに加え、最近のコンパクトデジカメのトレンドとなっている「顔検出機能」もしっかり搭載。コ○助もフジフイルムの顔認識機能「顔キレイナビ」を搭載した「FinePix Z5fd」を使う機会が多いなりが、この機能、一度使い始めるとなかなか手放せないほどの威力があるなりよ。小難しい写真ではなく、気軽にスナップ写真を撮りたいときには便利この上なし。プリントで出力してみたときに、ほかのデジカメとの違いをハッキリと感じることができるので、安心して人物写真を撮ることができるなりね。ファンや既存ユーザーが多いカシオ計算機の「EXILIM」だけに、新機種にこの機能が搭載されたことが嬉しい人は多いのでは。
ソニー、松下電器産業、カシオ計算機による1,200万画素台のデジカメバトル。どの製品が人気を集めるのか、注目しておきたいところなり。