米誌ブレンダーが明かすラスベガスのトップものまねスター5人の素顔。

2007/05/24 23:35 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


米ネバダ砂漠の中に突如として現れる世界最大の歓楽街、ラスベガス。ギャンブル好きの聖地であるだけでなく、豪華なホテルが建ち並び、ショーやイベントが連日行われているまさに「夢の地」なのだ。「リービング・ラスベガス」や「ラスベガスをやっつけろ」など、映画の題材としても多く取り上げられている。

このラスベガスでスロットマシンと同じくらい人を引きつけているのが、豪華絢爛なショー。フランク・シナトラからセリーヌ・ディオンまでが常時公演を行っており、最近ではビートルズをフィーチャーしたシルク・ドゥ・ソレイユの「ラヴ」が上演されている。ボクシングやK-1などの格闘技の試合も行われているのだ。

そういったショーの中でも、「アメリカン・スーパースター」は、チケットの入手が困難なほど人気なのだとか。建物のてっぺんにフリーフォールなどのアトラクションがが設置されていることで有名なホテル「ストラトスフィア」で行われているものまねショーなのだけど、エルヴィス・プレスリーからウィル・スミス、リッキー・マーティンまでのそっくりさんが登場し、出演者はみな完全になりきっているのが清々しい。うーん、一度は観ておきたいショーなのだ。

その「アメリカン・スーパースター」でトップの座に就く5人のものまねスターたちを、米音楽・芸能情報誌ブレンダーが大特集。素顔に迫っているのだ。

まずは、素顔の原形をとどめないほどのメイクでマイケル・ジャクソンを演じているダミアン・ブラントリー。ミルウォーキー出身の30歳で、得意演目は「ジャム」「今夜はビート・イット」「ビリー・ジーン」「スリラー」。マイケルにダンスを教えたことがある人物に振り付けの指導を受けており、ギャラは「6ケタ」に達しているのだそう。二世タレントで、お父さんはリトル・リチャードを演じていたのだとか。ちなみに、「ぼくは小児性愛者じゃないよ」とコメントしているのだ。

続いては、クリスティーナ・アギレラを演じているロリーナ・ペリル。サンフランシスコ出身の27歳で、得意演目は「エイント・ノー・アザー・マン」「遠く離れて〜コンティゴ・エン・ラ・ディスタンシア」「レディ・マーマレード」「ダーティ」。短時間でさまざまな衣装に着替えることが得意だそうで、リッキー・マーティンからコーラスの依頼をされたというから、歌唱力は確かなようなのだ。悩みは、「胸が大きすぎてギターが弾けないこと」なのだとか。

3人目は、ベテランのダレン・リー。エルヴィス・プレスリーを演じている。カナダ・エドモントン出身の40歳で、1997年に行われた「世界エルヴィス大会」の優勝者でもあるのだ。得意演目は「ラスベガス万才」「ブルー・スエード・シューズ」「恋にしびれて」「イッツ・ナウ・オア・ネヴァー」「バーニング・ラヴ」。「監獄ロック」や「ラヴ・ミー・テンダー」などでないあたりが玄人なのだ。780曲あるエルヴィスの歌の中で約600曲を演じられるそうで、残りの約180曲は「ゴミだから」勉強する気になれなかったとしている。ダレンが「あいつこそエルヴィスだ」と言う弟も、02年のカナダのエルヴィス・コンテストで優勝しているのだ。うーん、たしかに顔からして似ているなあ。

このほか、ブリトニー・スピアーズを演じるクリスティー・フィッシャー(似てない!)や、フェイス・ヒルの夫でカントリー歌手のティム・マックグロウを演じるチャド・ギヴンスが紹介されている。ブレンダーの公式サイトでは、素顔とものまね時の顔が並べられているので、興味のある方はぜひ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.