沈没船から銀貨などの財宝ザクザク、過去最大級の600億円相当。

2007/05/21 15:26 Written by コ○助

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「荒唐無稽」「都市伝説」と世間に否定されながらも、地球のどこかに眠る財宝を探し続けるトレジャーハンターたち。よく映画の題材にはなるものの、実際に財宝を探り当て「夢」を叶えたという話は、そうは聞かないなりよね。でも、財宝が見つかれば大金持ち、見つからなければ人生破綻という、極端な「一か八か」にロマンを感じる人は少なくないなりよ。

財宝探しといえば、日本では徳川幕府が群馬県の赤城山麓に隠したと言われる「徳川埋蔵金」や、第二次世界大戦終戦時に山下奉文大将がフィリピンに埋めたと言われている「山下財宝」あたりが有名。特に「徳川埋蔵金」は、TBS系「ギミア・ぶれいく」(1989〜1992年)で糸井重里を中心とした発掘プロジェクトが大々的に放送されたことをきっかけに、日本人に広く認知されるようになったなりよね。埋蔵額は約360万両(4,000億円以上)とも言われているなりが、現時点でもまだコレといった発見は何もないのが現実なり。

海外に目を向けてみると、実際に財宝を探し当てたという例も稀に存在しているなり。例えば世界的に著名なトレジャーハンターのメル・フィッシャーが、1985年に沈没船から発見した約4億ドル(約480億円)の財宝。米国はフロリダ沖で16年間に渡って探査を続けたところ、1662年に沈没したスペイン船9隻のうち4隻を発見し、その中から巨額の財宝が本当に見つかったなりね。メル・フィッシャーがこのとき引き上げた財宝や積載品は米国フロリダ州キー・ウエストにある「メル・フィッシャー・マリタイム・ミュージアム」に展示されているので、フロリダを訪れる機会がある人はぜひ。

さて、これまでメル・フィッシャーが引き上げた財宝が過去最大の財宝発見(※沈没船からの)だと言われていたなりが、米国の深海探査会社「オデッセイ海洋探査」が、この金額をさらに上回る財宝を発見したなりよ。金貨と銀貨を合わせて50万枚、約5億ドル(約600億円)にも上る財宝だというなりね。保安上の理由からまだ詳細な情報は明かされていないなりが、発見場所は大西洋上で、財宝は17世紀頃のものだと見られているようなり。これらの引き上げ品は、権利関係に問題がないことを確認した上で一般に販売する予定なのだとか。

世界の広い大海原に、まだまだ眠っている(かもしれない)財宝の数々。やはりロマンがあるなりね……。

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