米国の掲示板にブルース・ウィリス登場、ビデオチャットで本人と証明。

2007/05/15 21:41 Written by コジマ

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いよいよ6月30日に日本でも公開される映画「ダイ・ハード4.0」(原題「Live Free or Die Hard」)。12年ぶりとなるシリーズ最新作、今回“不死身の男”ジョン・マクレーンの敵は謎のサイバーテロ組織だそうで、ハッカーたちと組んで戦うようなのだ。

そんな映画公開を控えて、ジョン・マクレーンを演じるブルース・ウィリスが米国のインターネット掲示板にふらりと登場したことが話題となっている。掲示板でほぼすべての書き込みに回答したものの「自称関係者」と疑われたために、ウェブカメラ機能付きのチャットでサイトの管理人と直接会話して本人であることを証明したそうなのだ。

ブルース・ウィリスが現れたのは、「Ain't Cool News」という映画サイトの掲示板。「ダイ・ハード4.0」に対する批判が書き込まれているところへ、「シリーズ全作に関わった」という“Walter B”と名乗る人物が登場し、「『4.0』は少なくとも第1作に劣らないほどの作品」「内容に妥協はないし、『ダイ・ハード』らしさは健在だ」と発言したのだ。

これに対し、掲示板の利用者が自称関係者と疑ったところ、“Walter B”氏は「オレがジョン・マクレーン本人だ。普段話す機会のない映画ファンとコミュニケーションを取ろうと思ったんだ」と返答。ほぼすべての質問に対して答えたのだ。しかし、利用者の反応は変わらず、「こんなところで本人がすべての質問に答えるわけがない」との声が多数を占めた。

そこで、“Walter B”氏は「いま、簡単に証明する方法を思いついた。(マッキントッシュの)『iChat』ができるヤツがいるはずだ。一番疑っているヤツにアドレスを教えるから、それで話しているところを見せればいい。それなら納得するだろう」と提案し、サイトの管理人と直接会話するに至ったのだ。

管理人が公開した画像には、“Walter B”氏の発言どおりにブルース・ウィリス本人が登場。これが瞬く間にネット上で広まり、本人が読み切れないほどの書き込みが殺到したようなのだ。

疑っていた利用者の一部は、チャットの画像が公開されても「画像は本人だろうが、書き込みは広報担当者によるものだろう」「全部仕込みではないのか」と最後まで信じることはなかったようだけど、この“事件”を記事にした「Engadget Japanese」は、〈プロモ説については反証不能なためなんともいえませんが〉としたうえで、〈同業者や「アルマゲドン」やらに関する質問への答えが率直すぎるところからして、最終的に誰かが責任を取らなければならない広報の企画としてはちょっと考えづらそうです。〉と結論している。うーん、やっぱり本人が“降臨”したことに間違いはなさそうなのだ。

ハリウッド俳優が掲示板に登場するなんて、ファンにとってはうれしいサプライズ。日本の俳優も「2ちゃんねる」あたりにふらりと現れないかな。

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