キンタマーニやオバサンオバサンなど、ヘンテコな名前の競走馬たち。

2007/05/08 22:29 Written by コ○助

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オグリキャップやトウカイテイオー、ディープインパクトなど、歴史に名を刻んできた名馬たちの名前は、趣深く、そして印象深いもの。偉大な成績が名前を輝かせている、という面はあるにしても、語感や名前の由来から「歴史に残るべくして残った」のではないかと思わせるほど、力強い「何か」を持つ競走馬は少なくないなりね。もちろん、そういう名前を持っていながら、大成できない競走馬のほうが多いこともまた事実なりが……。

一方で、ちょっと変わった名前を持つ競走馬も多いのは、競馬を少しでもかじったことがある人ならご存じのとおり。そもそも馬名の登録には「9文字以内」「有名な競走馬と同じ馬名はNG」「奇妙な名前はNG」など、日本軽種馬協会が定めた規定と審査があり、あまり変な名前は登録できない仕組みが用意されているなりが、それでも「なぜか」審査を通ってしまったような、ヘンテコな名前の競走馬が時々現れるなりよ。

例えば、地方の船橋競馬に所属する現役競走馬の「キンタマーニ」。なんとも卑猥な名前の競走馬なりが、これはインドネシアのバリ島に実際にある地名にちなんだ、ということで審査をクリアしているなりね。これが許されてしまうのであれば、南太平洋のバヌアツ共和国にあるエロマンガ島にちなんだ「エロマンガ」なる競走馬が現れる可能性も当然あるわけなり。

卑猥な馬名といえば、「コウマン」を冠名につけた競走馬が多数存在していた時期があったのも、競馬ファンならご存じの人も多いのでは。重賞の「ウィンターステークス(G3)」を勝ったこともある「チェリーコウマン」をはじめ、「コウマンサウンド」「コウマンソブリン」「コウマンジョイナー」「コウマンシンゲキ」などなど。これらは馬主が「有限会社弘馬(こうまん)」だったので認められたようなりが、現役だったのは80年代にも関わらず、今なお語り継がれているなりよ。

ほかにも「エスエムファイヤー」「ゴールデンボール」「シゲルマンゲタック」などの卑猥系、「ナグルチャンス」「ワタシメダチタイ」「ウマスギル」などの台詞系、「アッチッチ」「ゴロゴロ」などの擬音系、「オバサンオバサン」「ダルビッシュウイン」などの自由系などなど。ヘンテコな名前の競走馬を挙げ始めたらキリがないなりね(笑)。

何百万円もする競走馬にこうした名前を付けて楽しめる馬主の「余裕」には恐れ入るなりが、ファンを楽しませてくれている側面も否めないなりよね。皆さんは思い出に残る名馬ならぬ「珍名馬」はいるなりか?

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