晴天に恵まれたところが多かった今年のゴールデンウィーク。5月5日は30度を超す真夏日を記録した都市もあり、街をゆく人々もTシャツなどの薄着が目立っていた。毎日が暑い夏まで、あと少しなのだ。

アウトドア好きやお祭り好きなどにとっては待ち遠しい夏だけど、薄毛に悩む人にとっては、髪や頭皮に負担がかかるので警戒すべき季節。Narinari.comでも何度も書いているけど、ぼくは両祖父と父が薄毛という“ハゲのサラブレッド”なので、やはり夏は手放しで歓迎できない気持ちがあるのだ。

高校生の頃から髪の情報には敏感になっていたぼくは、「頭皮をやわらかく保つ」「汗をかいて帽子をかぶってはいけない」など、科学的根拠は未確認ながら、少しでも髪によいという情報が入ると、それを実践していた。おかげで、現時点ではなんとかまだ髪の量を維持しているのだ。

そんな薄毛に悩む人たちにとって最適なソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）が4月18日に登場した。その名も「かみの王国 ハゲル〜ナ！」。「薄毛と闘うSNS」と銘打っており、共通の悩みを持つ人が集まることで、大手SNSでは恥ずかしくて語り合えないことでも気軽に情報交換できそうなのだ。

サイトを見てみると、トップページには髪に関するニュース「毛髪ニュース」や、参加者による「注目の日記」、「Hot! コミュニティ」などがあり、ヘアケア情報がぎゅっと凝縮されている。育毛剤に関する口コミ情報にも期待できるかも。

運営している創和エイジェンシーによると、新製品のモニター募集やキャンペーンの告知、さらにはコミュニティー内で育毛コンテストを開催することも検討しているとのこと。現在の参加者は50〜60人だそうだけど、同社の話では日本で薄毛に悩む人は男性で1900万人、女性で600万人ほどいるそうで、知名度が上がって参加者が増えれば、より多くの情報が集まってきそうなのだ。

ヘアケアの情報は玉石混淆だけど、同社は「ハゲル〜ナ！」を「『広告まがいブログ』などとは一線を画すつもり」（J-CASTニュースより）とのことなので、信頼できる情報交換の場となってくれそう。ぼくも登録しようかな。