献血でペットが手に入るクーポン券贈呈、アトランタで。

2007/04/26 14:37 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ウォール真木が米国生活を始めたばかりの頃のお話です。とある大学の同級生が静脈注射の跡を抑えるための、脱脂綿を腕に貼り付けているのを見付けました。

「あれ? どっか体調悪いの?」
「ううん、献血」

へー、アメリカでも献血って一般的なんだぁ。などとそのボランティア精神に感動していたのもつかの間。その直後に彼がいった言葉に驚愕したものです。

「20ドル支払ってもらえるから」

……ってことは血液売ったってこと? そんなこと出来るの!? どうやら献血は、一部の米国人にとってお小遣い稼ぎになっているらしい(汗)。ウォール真木が高校生の時に献血した時は、確かオレンジジュース貰って終わりだったけど。いや、それよりお金目的で献血するってのは、どうも気が引けますし。

とはいえ、このたびアトランタで行われる献血イベントは、ご褒美付ながら善意的な内容です。米国では捨てられたペットの里親を探す慈善活動が活発。いわゆるアニマル・シェルターと呼ばれる場所に行くと、そこには沢山の犬や猫が新しい飼い主を待っているのです。これらの動物を引き取るには、それなりの手続き代が必要なんですが、なんでも今回の催しでは献血をすると、この手続き代が割引になるクーポン券が貰えるそうなのです。

これなら「献血する」、「捨て犬の里親になる」というふたつのボランティア活動が一石二鳥で出来ますね(笑)。

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