優れた作詞・作曲者を称える英アイヴァー・ノヴェロ賞、ノミネート発表。

2007/04/24 23:54 Written by コジマ

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音楽賞というとパフォーマンスする人たちが表彰されることが多いのだけれど、制作者側を表彰することで有名なのが英作詞・作曲者協会(British Academy of Composers and Songwriters)主催のアイヴァー・ノヴェロ賞。サイレント映画時代のマルチタレント、アイヴァー・ノヴェロにちなんだ賞なのだけど、52回目を迎える今年もノミネート作品が発表されたのだ。

昨年の同賞は、最多3部門にノミネートされたコールドプレイや新人だったアークティック・モンキーズが注目されたのだけど、2組とも受賞はなし。この2組がノミネートされた最優秀ソング賞をKT・タンストール(「サドゥンリー・アイ・シー」)が受賞したほか、ソングライター・オブ・ザ・イヤーをゴリラズのデーモン・アルバーン、ジェイミー・ヒューレットが獲得したのだ。

今年の最多ノミネートは、マドンナの「ソーリー」(マドンナ、スチュワート・プライス)とシザー・シスターズの「ときめきダンシン」(エルトン・ジョン、スコット・ホフマン、ジェイソン・セラーズ)。それぞれインターナショナル・ヒット・オブ・ザ・イヤーと最優秀パフォーマンス部門にノミネートされた。

また、昨年受賞を逃したアークティック・モンキーズ(アレックス・ターナー)が「ホエン・ザ・サン・ゴーズ・ダウン」で最優秀ソング部門にノミネート。スコット・マシューズの「Elusive」やネリーナ・パロットの「Sophia」と争うのだ。

そのほか、4月24日に婚約を発表したエイミー・ワインハウスや、ホット・チップ、コリーヌ・ベイリー・レイらがノミネートされている。また、ノミネートが発表されていない最優秀セールスUKシングル部門、最優秀アルバム部門、ソングライター・オブ・ザ・イヤー、功労賞などは、5月24日の授賞式に発表されるのだ。


☆第52回アイヴァー・ノヴェロ賞 ノミニー・リスト

【最優秀ソング部門】
スコット・マシューズ「Elusive」(スコット・マシューズ)
ネリーナ・パロット「Sopia」(ネリーナ・パロット)
アークティック・モンキーズ「ホエン・ザ・サン・ゴーズ・ダウン」(アレックス・ターナー)

【最優秀コンテンポラリー・ソング部門】
ホット・チップ「Over and Over」(ジョセフ・ゴダード、アレックス・テイラー、フェリックス・マーティン)
エイミー・ワインハウス「Rehab」(エイミー・ワインハウス)
ボディロックス Ft. ルチアナ「Yeah Yeah」(ニック・ブリッジズ、ジョン・パーン、ネイサン・トーマス、ルチアナ、ニック・クロウ)

【最優秀オリジナル映画音楽部門】
「007 カジノ・ロワイヤル」(デヴィッド・アーノルド)
「アイスエイジ2」(ジョン・ポウエル)
「Severance」(クリスチャン・ヘンソン)

【最優秀テレビ音楽部門】
「Hotel Babylon」(ジョン・ルン、ジム・ウィリアムス)
「Shiny Shiny Bright New Hole In My Heart」(アレックス・ヘフス)
「The Virgin Queen」(マーティン・フィップス)

【最優秀パフォーマンス部門】
シザー・シスターズ「ときめきダンシン」(エルトン・ジョン、スコット・ホフマン、ジェイソン・セラーズ)
コリーヌ・ベイリー・レイ「プット・ユア・レコーズ・オン」(コリーヌ・ベイリー・レイ、ジョン・ベック)
マドンナ「ソーリー」(マドンナ、スチュアート・プライス)

【インターナショナル・ヒット・オブ・ザ・イヤー】
シザー・シスターズ「ときめきダンシン」(エルトン・ジョン、スコット・ホフマン、ジェイソン・セラーズ)
ロビー・ウィリアムス「ルードボックス」(ロビー・ウィリアムスほか)
マドンナ「ソーリー」(マドンナ、スチュアート・プライス)

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