リーグ連覇のセルティック・中村俊輔選手、日本人初の年間MVPに。

2007/04/23 11:39 Written by コジマ

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2005年にイタリア・セリエAのレッジーナからスコットランド・プレミアリーグのセルティックに移籍し、チームの中心としてゴードン・ストラカン監督や地元サポーターから絶大な信頼を寄せられている中村俊輔選手。移籍初年度からリーグ優勝と国内カップ戦優勝の原動力として活躍し、2006-07年UEFAチャンピオンズリーグに出場。イングランドのマンチェスター・ユナイテッド戦、芸術的なフリーキックで日本人初のゴールを決めたのはNarinari.comでもお伝えしたとおり。再度マンチェスター・ユナイテッドと対戦した際にも得点し、チームを初のチャンピオンズリーグ決勝トーナメントに導いたのだ。

中村選手は今季もセルティックを率いて、昨季以上の素晴らしいプレーを連発。全34試合に先発出場し、チームの2連覇に貢献したのだ。その優勝決定戦はアウェイながら中村選手の独壇場で、先制点をコーナーキックでアシストしたかと思えば、試合終了間際にはフリーキックで勝ち越しとなる決勝ゴールを奪取。今季スコットランド・プレミアリーグの主役が中村選手だということを象徴するような試合で優勝を決めた。

この劇的な優勝決定にファンも選手も大興奮で、特にストラカン監督は「彼は天才だ。薬物はやったことがないが、きっとこんな気分だろう」(スポーツ報知より)なんて、中村選手を手放しで絶賛していたのだ。当の本人は「優勝は最高にうれしいけど、冷めるのも早いよ」()と、普段どおりの冷静なコメントを残しているのだけど。

こうした活躍が評価され、中村選手がスコットランド・プロサッカー選手協会から今季の年間最優秀選手に選ばれたのだ。欧州の主要リーグで日本人選手が年間最優秀選手賞を獲得するのは初の快挙なのだけど、注目すべきはこの賞が選手投票によるものだということ。高いプレー技術だけでなく、ファールが少なく、相手のファールや審判の判定にも怒気をあらわにしない紳士的なプレースタイルが、実際に戦うチームメイトやライバルチームの選手たちに評価されたのだ。

さらに、昨年12月26日に行われたダンディー・ユナイテッド戦の同点弾となるループシュートで年間最優秀ゴール賞にも選ばれた。スコットランドの記者協会選出の年間最優秀選手にも選出される可能性もあり、そうなれば今季のスコットランド・プレミアリーグは中村選手一色に染まりそうなのだ。

02年のW杯代表のメンバーから漏れた際に「悔しいと思ったら、また強くなれると思う」とのコメントを残し、その後、たゆまぬ努力で才能をさらに開花させている中村選手。日本代表での活躍にも期待したいのだ。

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