単行本は1,300万部、野球マンガの名作「キャプテン」が実写映画に。

2007/04/19 17:01 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


1972年から「月刊少年ジャンプ」に連載されていた、ちばあきおの人気野球マンガ「キャプテン」。野球の名門中学で補欠だった谷口タカオが、転校先の中学野球部で周囲から「野球エリート」と誤解され、苦悩しながら、陰ながらの努力によってキャプテンとなり、チームを引っ張っていく……という、今ではすっかり定番の野球マンガのパターンを確立した作品としても知られているなりよね。谷口タカオの高校時代を描いた「プレイボール」と共に、誕生から30年以上が経った今もなお、人気の作品なりよ。

実際にマンガ版を読んだことがなくても、幾度となく再放送されてきたアニメ版でファンになった人も多いのでは。1983年から日本テレビ系で全26話のアニメが放送されたなりが、その後も高校野球シーズンになると再放送されるのが、長年に渡る定番パターンだったなりね。コ○助は小学生の頃に貸本屋でマンガ版に出会ってハマり、少し大きくなってアニメ版の再放送を見てさらにハマり。もともと野球は好きだったなりが、この作品に出会ったことで、野球がもっと好きになったのは言うまでもないなり。

そんな「キャプテン」が今年、初めて実写映画化されることになったなりよ。これまでもファンからは実写化を切望する声は多かったなりが、製作サイドは「日本人選手のメジャーリーグへの進出など、野球人気が再燃しており、ずっと望まれてきた実写化を決めた」(スポーツニッポンより)と、このタイミングでの実写映画化に踏み切ったようなりよ。マリナーズのイチロー外野手をはじめ、現在一線で活躍している野球選手の中にも、子どもの頃に見た「キャプテン」の影響を受けた選手が多いようで、そういう意味では「キャプテン」が再評価されてきた絶妙なタイミングなのかもしれないなりね。

実写版では、谷口タカオをはじめとする墨谷二中ナインは「野球ができる」ことを条件にオーディションで選定。まずキャストありきではなく、野球シーンにリアリティを持たせるためにも、経験者であることを最優先させたなりよ。その結果、谷口タカオ役には中学時代に全国大会で3位になった経験を持ち、現在は甲子園を目指している現役球児の布施紀行に決定。また、野球シーンにはCGを使わないなど、製作サイドの強いこだわりが感じられる作品になりそうなりね。

野球部の面々はほぼ無名のキャストが占めることになるなりが、脇を筧利夫や小林麻央らが固めることも決定。ファンの多い名作だけに、実写化には賛否もあると思うなりが、どのような作品になるのか楽しみに待ちたいなりね。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.