電子レンジで調理できる干物が人気、「煙が出ない」便利さがウリ。

2007/04/18 13:14 Written by コ○助

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朝の食卓にご飯、みそ汁に加えて干物が並んでいると、しみじみ「日本人だなぁ」と思うもの。普段は朝食は量を食べないコ○助なりが、定番のあじの干物とご飯があれば、ご飯を2〜3杯はペロリと食べられてしまうなりよ。もともと魚が好きなこともあるなりが、絶妙な塩加減で脂が乗った干物は、「最高のおかず」のひとつと言っても過言ではないなりよね。

ただ、ひとり暮らしが長くなると、干物とは疎遠になってしまいがち。魚専用のグリルを使うと後始末が面倒、網で焼くと煙が気になる……と、ただ干物が食べたいだけなのに、いくつかハードルが設定されてしまうなりね。実家に居た頃が懐かしい……と干物を通して親の顔を思い返すこともしばしばなりよ(笑)。

でも、そんな面倒くさがりなコ○助のような人にはピッタリな干物が、今、にわかにブームになっているというなり。それが電子レンジで調理できる干物。数年前から市場には出回っているようなりが、「煙を出さなくて済む」「食卓に並べるまで1分かからない」「1匹単位で売っている」などの手軽さがウケ、ここ1〜2年で消費が拡大しているなりね。味はさすがにちゃんと生の干物を焼いたモノには敵わないなりが、それでも及第点を上げられる味には仕上げているようなりよ。

例えば静岡県沼津市のマルコーフーズが販売している「まるごとくん」(1匹三百数十円)。あじ、さんま、かます、えぼだいなどがラインアップされているなりが、電子レンジでの調理時間は約20秒と、かなりお手軽なりよ。これは焼いた状態でパッケージになっているからこそできるスピードなので、その分、焼きたてよりも味が落ちてしまうのは仕方ないなりが、それでも「十分おいしいとお客さんから言ってもらえる」(マルコーフーズの工場長。日経流通新聞より)というなり。また、高圧高熱処理を施しているため、骨まで食べられるのも「まるごとくん」の大きなメリット。普通の干物にはない+αの仕掛けを用意することで、消費者の関心を集めているなりね。

ほかにも三重県の紀北町商工会が中心となって2年前から中京圏に出荷している冷凍干物「昭和の食卓」(150〜250円)は、かます、さんま、あじ、いわし、かわはぎなど、13種類ものラインアップを用意。全国的に流通している商品では、ニッスイが昨年9月から発売している「食卓にもう一品 あじの干物焼き」(4切れ250円〜)などがあるなり。いずれも認知されると共に人気となり、消費は拡大傾向にあるようなりよ。

電子レンジの簡単調理で朝の食卓に彩りを。干物好きな人は、一度試してみてはいかがなりか? コ○助もどれか買ってみなくては。

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