「デスノート」からスピンオフ、「L」の監督が中田秀夫氏に決定。

2007/04/11 06:09 Written by コ○助

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昨年6月に公開された前編が28億円、11月に公開された後編が52億円と、前後編合わせて80億円の大ヒットを記録した映画版「デスノート」。映画版オリジナルのキャラクターを登場させるなど、ところどころ原作を脚色しながらも、基本的には「デスノート」の世界観を壊すことなく、実写化に成功しているなりよね。中でも主人公の夜神月と対峙する天才捜査官・Lを演じた松山ケンイチと、リュークやレムといった死神を再現したCGの評判が良かった印象なり。

この「デスノート」のスピンオフ(外伝)作品として、来年の公開に向けて準備が進められているのが「L(仮)」。タイトルのとおり、松山ケンイチ演じる「L」にスポットを当てた内容……ということは分かっているものの、現時点で発表されている情報はそれほど多くはないなりよ。でも、原作にも無かった世界が描かれるのは間違いないため、新たな情報の公開を待ち望むファンは多いなりね。

そんな「L」の監督に、意外な名前が挙がったなりよ。サンケイスポーツによると、メガホンを執ることが決まったのは、日本のホラー映画(ジャパニーズホラー)の最前線を行く中田秀夫監督。「女優霊」や「リング」で国内での評価を不動のモノとし、2005年にはハリウッドリメイクされた「ザ・リング」の続編となる「ザ・リング2」の監督を務めた、あの中田秀夫監督なりね。

「デスノート」の前後編はアイドル映画や特撮映画で定評のある金子修介監督がメガホンを執っていたなりが、中田秀夫監督は作風が全く異なる監督だけに、「L」は前後編とは趣を異にしそう。と言っても、決してホラー映画になるわけではないなりが(笑)。中田秀夫監督は「『デスノート』とは異なる新たな頭脳戦を描く」「派手なアクションも見せます」(サンケイスポーツより)と構想を練っているようなり。

スピンオフ作品のヒットというと、やはり「踊る大捜査線」から飛び出した「交渉人 真下正義」(42億円)と「容疑者 室井慎次」(38.3億円)が記憶に新しいなりが、果たして「L」はそれらに続く「スピンオフの代表作」になることができるのか。注目したい作品なりね。来年の公開が楽しみなり。

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