いきなり28組の強力な出演を発表したSUMMER SONIC 07に比べて、いまひとつ勢いに欠けるFUJI ROCK FESTIVAL '07。しかし、先日はイレギュラーでザ・キュアーの出演が決定。ザ・キュアーの来日は28年ぶりとのことで、わくわくしているファンも多いのではないだろうか。さらに、第3弾として15組を発表したのだ。

今回は、英米の旬のバンドとシンガー・ソング・ライターに加え、日本勢が多数。なかなかの面々をそろえてきたのだ。

ジ・アンサー （アイルランド）
浅井健一 （日）
the band apart （日）
バトルズ （米）
!!! （米）
髭（HiGE） （日）
ジョス・ストーン （英）
マーヴァ・ホイットニー with オーサカ＝モノレール （日米）
ミーカ （英）
ミューズ （英）
DJ NORI （日）
ラタタット （米）
少年ナイフ （日）
スペース・カウボーイ （英）
石野卓球 （日）

今回の目玉は、昨年のサマソニでマリン・ステージを大いに盛り上げたミューズ、第3作『ミス・テイクス』が日本でも大人気の!!!（チック・チック・チック）、UK期待のマジカル・ポップ・シンガー・ソング・ライター、ミーカ、UKの若きソウルディーヴァ、ジョス・ストーンあたりだろうか。ライブに定評がある!!!のステージはぜひ観てみたいのだ。

また、ソロ名義で初参戦となる浅井健一、今回がフジロック・デビューとなる髭（HiGE）、新メンバーが加わった少年ナイフ、石野卓球ら日本勢も充実。昨年末に他界したジェイムス・ブラウンのバックボーカルを務めたソウル界の歌姫、マーヴァ・ホイットニーに率いられたオーサカ＝モノレールにも期待なのだ。

こうしてみると、大物も結構いるけど、マニアックな出演者が目立つ。うーん、これでお客さんどれくらい来るんだろうか。ぼくも行こうかどうか迷ってしまうのだ。でも、イギー・ポップ＆ザ・ストゥージズや!!!、カイザー・チーフス、ベンジーなんかは見たいしなあ。可能性のあるビョークや忌野清志郎の出演に期待なのだ。