次世代ゲーム機戦争の口火を切り、ライバルの「プレイステーション3」や「Wii」に先駆けて2005年に発売されたマイクロソフトの「Xbox360」。日本では発売当初から苦戦が伝えられるものの、世界的に見れば、主要市場の米国や欧州ではシェアを順調に獲得、これまで1,000万台以上を出荷しているなりよ。筐体や駆動音の大きさ、ソフトラインアップのマニアックさ、前モデル「Xbox」のマイナスイメージなどが重なり、日本での市場立ち上げは鈍いペースだったなりが、それでもカプコンの「ロスト プラネット」やミストウォーカーの「ブルードラゴン」など、評価の高い作品を輩出。徐々に人気も高まりを見せているなりよね。

そんな「Xbox360」に、上位モデルとなる「Xbox360 Elite」が追加されることになったなり。通常モデルとは異なり、ブラックに身を包んだ「Xbox360 Elite」は、初代の「Xbox」を彷彿とさせるカラーリング。筐体のデザインなどに変更はないなりが、スペックが強化されたモデルに仕上がっているなりよ。

◎「Xbox360 Elite」
・120GBのHDDを搭載。
・HDMI端子を搭載、対応ケーブルを同梱。
・ワイヤレスコントローラーを同梱。
・Xbox LIVE用のヘッドセットを同梱。
・本体色はプレミアムブラック。
・価格は479.99ドル前後。

現在発売されている「Xbox360」は20GBのHDDを搭載した通常版と、HDDを省いた「コアシステム」の2モデル。「Xbox360 Elite」はHDDの容量を大幅に増やし、HDMI端子を搭載したのが大きな特徴なりね。

米国では4月29日から発売されるものの、日本での発売日、および価格はまだ未定。これから「Xbox360」を購入しようとしていた人は、少し待ってみても良いかもしれないなりね。