1959年に創刊され、50年弱の歴史を持つ講談社の「週刊現代」。そして1922年に創刊され、80年以上の歴史を持つ朝日新聞社の「週刊朝日」。ともに会社を代表する週刊誌として、主にオヤジ世代から支持されている雑誌なりが、今週発売の両誌がなにやらおかしなことになっているなりよ。ライバル誌同士にも関わらず、そして互いに意図したわけでもないのに、なぜか両誌の表紙がそっくりになってしまったなりね(笑)。
26日に発売された「週刊現代 4月7日号」は表紙のタレントに井川遥を起用。一方、27日に発売された「週刊朝日 4月6日号」も表紙には井川遥の姿が……。通常、タレント側もダブルブッキングを避けるべく、同じタイミングで同じ業界の媒体には露出しないようにするものなりが、今週はドンピシャ重なってしまっているなりね。着ている衣装も白と赤の違いはあれど、ともに肩を露出した同じようなデザインの衣装なりよ。
また、両誌とも白地の表紙に赤のロゴという配色。さらには価格も同じ350円なりね(※週刊朝日は通常320円。この号だけ少し価格が高い)。あまりに似通っているので、パッと見ただけでは、同じ雑誌のバリエーション違いのようにも見えてしまうなりうよ。
この件について、「週刊朝日」の山口一臣編集長は「井川さんの表紙は先週使う予定だったが、1週ずれこむことになり、フタを開けたらこんな状態に。打ち合わせはしてません。ガチンコです」(スポーツ報知より)とコメントしており、「偶然」を強調。基本的には「パクッた」「パクられた」といった険悪なムードにはなっておらず、両誌ともにこの「珍事」を楽しんでいるようなりね。
駅の売店や書店で見かけた際には、皆さんもぜひチェックしてみてくださいなり。それにしてもそっくりなりね(笑)。